特許
J-GLOBAL ID:200903089422512051

燃料噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-153550
公開番号(公開出願番号):特開平8-021337
出願日: 1995年06月20日
公開日(公表日): 1996年01月23日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】 燃料噴射ポンプを備えた燃料噴射装置であって、燃料噴射ポンプの高圧フィードが、放圧通路を制御する電気制御式の弁によって規定されるようになっており、この弁の閉鎖によって、前噴射量のフィード段階及び主噴射量のフィード段階が規定されてるようになっている形式のものにおいて、噴射精度を高めるための噴射弁が設けられており、この噴射弁の弁ニードル31が、開放行程時に緩衝室39から燃料を、弁ニードル行程の増大に伴って小さくなる絞り開口(切欠50)を介して押しのけられるようになっている。【効果】 これによって、弁ニードルの開放運動が圧力衝撃の影響を受けず、制御された燃料噴射精度が高められる。
請求項(抜粋):
燃料噴射ポンプを備えた燃料噴射装置であって、ポンプ作業室(10)と、ポンプ作業室から噴射圧にされた燃料を供給する燃料噴射弁(13)と、電気式に制御される弁(24)とを有しており、該弁(24)を介して、燃料噴射ポンプのポンプ作業室(10)が、噴射量、噴射時間を制御するために及び前噴射と主噴射との間で噴射を中断するために放圧室(17)に接続されるか又は閉鎖されるようになっている形式のものにおいて、少なくとも1つの噴射孔(36)を制御するための噴射弁(13)が弁ニードル(31)を有しており、該弁ニードル(31)が、開放方向で、ポンプ作業室(10)から供給される燃料によって負荷され、閉鎖方向でばね(45)によって負荷されるようになっており、該ばね(45)が、高圧によって負荷される、燃料の充填された室(43)内に配置されており、弁ニードル(31)が、噴射孔(36)とは反対側に向けられた側で緩衝室(39)を制限し、この緩衝室(39)の軸方向の制限壁が弁ニードル(31)の行程運動を制限するためのストッパ(40)を形成しており、該緩衝室(39)が、絞り開口(54)を介して燃料の充填された室(43)に接続されており、絞り開口(54)が、緩衝室(39)と燃料の充填された室(43)と、スラストピン(48)に設けられた切欠(50)との間の接続開口(42)によって形成されており、前記スラストピン(48)が、接続開口(42)を通って燃料の充填された室(43)内に突入していて、弁ニードル(31)によって移動せしめられ、かつ、ばねによって負荷されており、前記スラストピン(48)と一緒に移動する切欠(50)によって、絞り開口(54)の横断面が、開放方向において弁ニードルの行程開始時点で大きくなっていて、弁ニードルの行程運動中に減少せしめられるようになっていることを特徴とする、燃料噴射装置。
IPC (3件):
F02M 61/10 ,  F02M 41/12 330 ,  F02M 41/12 350
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 燃料噴射ポンプ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-101227   出願人:株式会社日本自動車部品総合研究所

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