特許
J-GLOBAL ID:200903089423084819

薄膜磁気ヘッド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梶原 康稔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-127821
公開番号(公開出願番号):特開平6-314413
出願日: 1993年04月30日
公開日(公表日): 1994年11月08日
要約:
【要約】【目的】 上下コア及び中間コアによって磁気回路が構成された薄膜磁気ヘッドの変曲点Pの近傍の磁気飽和の発生を緩和して、その効率の低下を防止する。【構成】 磁気ギャップ50を挟んで形成されている前部中間コア52,54は、その後縁が寿命寸法L=0の位置,すなわち略変曲点Pより後側に延長されている。この延長部分では、前部中間コア52,54の断面が上下コア16,32の断面に加わることになる。このため、変曲点Pの近傍の磁路の断面積が増大して、その部分における磁気飽和が緩和されるようになる。
請求項(抜粋):
上コア,下コア,前部中間コア,後部中間コアによって磁気回路が平坦に構成されており、前部中間コア間に磁気ギャップが形成されている薄膜磁気ヘッドにおいて、前記前部中間コアのうち、少なくとも1層の後縁を、その前部中間コアに接続する上コア又は下コアの略変曲点よりも後側に延長したことを特徴とする薄膜磁気ヘッド。

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