特許
J-GLOBAL ID:200903089424546018
チューブポンプ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
綿貫 隆夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-153352
公開番号(公開出願番号):特開平7-012057
出願日: 1993年06月24日
公開日(公表日): 1995年01月17日
要約:
【要約】【目的】 ポンプ動作の停止時にチューブ内に流体が残留せず、しかも耐久性が高いチューブポンプを提供する。【構成】 本体102は内部に、内面104の特定方向の断面形状が、少なくとも所定角度範囲に亙る円弧面に形成された空間部103が形成されている。支持枠12は空間部103内に設けられ、軸線Lを中心に回転可能である。チューブ118は弾性材料で形成され、内面に沿って少なくとも周方向へ所定角度範囲にわたり敷設されている。ローラ120は支持枠12の軸線Lに対して周方向へ所定角度以下の角度離間して支持枠12へ複数個配設され、支持枠12の軸線Lに対して接離動自在である。支持枠12が回転した際に遠心力で支持枠12の軸線Lに対して離反する方向へ移動する。支持枠12が回転した際、少なくとも1つのローラ120が、その外周面と円弧面との間でチューブ118を押し潰しつつ、移動することでチューブ118内の流体を送り出す。
請求項(抜粋):
内部に空間部が形成され、該空間部の内面の特定方向の断面形状が、少なくとも所定角度範囲に亙る円弧面に形成された本体と、前記空間部内に設けられ、前記特定方向の軸線を中心に回転可能な支持枠と、弾性材料で形成され、前記円弧面に沿って少なくとも周方向へ前記所定角度範囲にわたり敷設されたチューブと、前記支持枠の軸線に対して周方向へ前記所定角度以下の角度離間して前記支持枠へ配設されると共に、支持枠の軸線と平行な軸線を中心に回転可能な複数のローラと、前記支持枠を回転駆動する駆動手段とを具備し、前記駆動手段により前記支持枠が回転駆動された際には、前記複数のローラの内の少なくとも1つのローラが、その外周面と前記円弧面との間で前記チューブを押し潰しつつ、移動することでチューブ内の流体を送り出すチューブポンプにおいて、前記複数のローラは、前記支持枠の軸線に対して接離動自在であり、前記駆動手段により前記支持枠が回転駆動された場合に、遠心力により支持枠の軸線に対して離反する方向へ移動することを特徴とするチューブポンプ。
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