特許
J-GLOBAL ID:200903089429889754

ポリフェニレンスルフィドの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 勝利
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-041754
公開番号(公開出願番号):特開平8-239474
出願日: 1995年03月01日
公開日(公表日): 1996年09月17日
要約:
【要約】【目的】 反応前に比べて溶融粘度が著しく増大し、かつ溶融時においても粘度安定性に優れたポリフェニレンスルフィドの製造方法を提供する。【構成】 一般式[-φ-S-](但し、-φ-はp-フェニレン基を示す。)で示される繰り返し単位を主な構成成分とし、316°Cでの溶融粘度が10ポイズ以上である末端に共有結合性塩素を含むポリフェニレンスルフィド(a)と、このポリマーに含まれる共有結合性塩素1当量に対し0.05〜1.0モル最適には0.2〜0.5モルのアルカリ金属硫化物(b)を有機アミド系溶媒中、210〜270°Cの範囲で反応させ、元のポリマーに比べ溶融粘度の大きいポリマーを得る。
請求項(抜粋):
一般式[-φ-S-](但し、-φ-はp-フェニレン基を示す。)で示される繰り返し単位を主な構成成分とし、316°Cでの溶融粘度が10ポイズ以上である末端に共有結合性塩素を含むポリフェニレンスルフィド(a)と、このポリマーに含まれる共有結合性塩素1当量に対し0.05〜1.0モルのアルカリ金属硫化物(b)を有機アミド系溶媒中で反応させ、元のポリマーに比べ溶融粘度の大きいポリマーを得ることを特徴とするポリフェニレンスルフィドの製造方法。

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