特許
J-GLOBAL ID:200903089435788102

石炭発熱量測定装置および粉体試料採取装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西田 新
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-002996
公開番号(公開出願番号):特開平7-209282
出願日: 1994年01月17日
公開日(公表日): 1995年08月11日
要約:
【要約】【目的】 石炭の発熱量を自動的に測定できる測定装置を提供する。【構成】 石炭粉末の水分吸着率と石炭の灰分率の測定値から石炭の発熱量を求める手法を採用し、その水分吸着量を測定するにあたり、乾燥・吸着とその吸着前後の重量測定時における容器の搬送などの一連動作をロボットハンドによって自動的に行うように構成するとともに、粉体試料採取装置を使用して、一定容量の試料採取も自動化して水分吸着量測定の完全自動化を達成している。
請求項(抜粋):
石炭粉末の水分吸着率と石炭の灰分率をそれぞれ測定し、これらの測定値から石炭の発熱量を求める測定装置において、上部が開放された容器およびその蓋と、容器に一定量の試料石炭粉を採取する採取装置と、容器に採取した試料石炭粉を一様な厚さに平坦化するならし装置と、乾燥器と、電子天びんが内蔵された恒温恒湿槽と、この槽外に配置の電子天びんと、上記容器および蓋の搬送を行うハンドリング手段と、演算手段と、制御部を備え、その制御部は上記の各装置および上記ハンドリング手段を駆動制御して、容器への試料採取およびならし処理と、容器を上記乾燥器内に配置し石炭粉を乾燥させた後この乾燥器内で容器に蓋を被せる乾燥処理と、その処理後の容器を乾燥器外の上記電子天びんの皿上に載せる乾燥重量測定と、この重量測定後の容器を上記恒温恒湿槽内に搬入して内部の電子天びんの皿上に載せるとともに蓋を外して容器内の石炭粉を一定湿度雰囲気中にさらし、所定時間経過に蓋を被せる吸湿処理と、この吸湿処理後の重量測定の各処理を順次に行うように構成され、かつ、上記演算手段は上記吸湿前後の試料石炭粉の重量測定値の変化から上記水分吸着率を算出するように構成されていることを特徴とする石炭発熱量測定装置。
IPC (2件):
G01N 33/22 ,  G01N 1/08

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