特許
J-GLOBAL ID:200903089436161375

液入り筒形防振ゴム、これに用いられる穴あき筒部材及び液入り筒形防振ゴム用窓あき筒部材の製法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-153823
公開番号(公開出願番号):特開平11-002273
出願日: 1993年09月02日
公開日(公表日): 1999年01月06日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】溶接接合部が短く、液入り筒形防振ゴム組立て時の実質的な絞り加工の際、材料の伸びの制限を緩和できると共に、接合部近辺に歪みや亀裂が生じ難い、窓あき筒部材の製法及びこの窓あき筒部材を用いた液入り筒形防振ゴムを提供する。【解決手段】打抜き加工した金属板材4に幅方向の一端に切欠部4aが施され、幅方向の端同志を突き合わせて2分割筒状体40aに曲げ加工し、これを治具で保持し、突き合わせ部41aを互いに抵抗溶接した溶接接合部41と窓42を有する窓あき筒部材40を製造する。内筒金具と、窓あき筒部材と、これらの空間に配設されたゴム弾性体とからなるゴムブッシュの外周に、さらに外筒金具を配置せしめて、窓あき筒部材の窓に対応した位置に開口したゴム弾性体の凹所に液を入れ、ゴムブッシュが縮径状態になるように、ゴムブッシュと外筒金具間を液体密に一体的に固着せしめて液入り筒形防振ゴムが構成される。
請求項(抜粋):
内筒金具と、該内筒金具の外周に空間を設けて配設された複数の窓を有する金属製の窓あき筒部材と、該内筒金具と該窓あき筒部材とを一体的に固着した該内筒金具と該窓あき筒部材間の空間に配設されたゴム弾性体とからなるゴムブッシュとを備え、該ゴム弾性体が、該窓あき筒部材の該窓に対応した位置に開口した凹所を備え、該ゴムブッシュの外周にさらに外筒金具を配置せしめて、該ゴムブッシュが縮径状態に、該ゴムブッシュと該外筒外筒金具間を液体密に固着せしめて、該凹所に液を封入してなる液入り筒形防振ゴムにおいて、前記窓あき筒部材が前記窓の少なくとも一つに該窓の軸方向両端周壁部に、周方向に突き合わせて形成された軸方向に延びる溶接接合部を備えていることを特徴とする液入り筒形防振ゴム。
IPC (4件):
F16F 1/38 ,  B21D 51/16 ,  B23K 11/00 570 ,  B23K 11/02 320
FI (4件):
F16F 1/38 F ,  B21D 51/16 Z ,  B23K 11/00 570 ,  B23K 11/02 320
引用特許:
審査官引用 (2件)

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