特許
J-GLOBAL ID:200903089437472404

疎結合分散トランザクション処理システムにおける共通定義情報の整合性チェック方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-119377
公開番号(公開出願番号):特開平5-313979
出願日: 1992年05月13日
公開日(公表日): 1993年11月26日
要約:
【要約】【目的】疎結合分散トランザクション処理システムにおける共通定義情報の整合性チェック方式を改善する。【構成】トランザクション送受信手段5はトランザクション処理プログラム4からの電文送信要求をトランザクション処理基盤3経由で受けると、電文再送手段9に電文の再送登録を行うとともに電文に定義情報格納テーブル6の世代番号7を付加して出力する。トランザクション送受信手段12は電文を受信すると定義情報整合チェック手段13を介して世代番号をチェックし、チェックOKの場合はトランザクション処理プログラム11に電文を渡し、チェックNGの場合は再送要求を行う。定義情報整合チェック手段13は電文に含まれる世代番号7と定義情報格納テーブル14の世代番号15とを比較する。トランザクション送受信手段5は再送要求を受けると電文再送手段9から読み込んだ電文に世代番号7を付加して再送する。
請求項(抜粋):
オンラインリアルタイム処理システムで共通に用いられる第一の世代番号と第一の共通定義情報とを格納する第一の定義情報格納テーブルと、前記第一の定義情報格納テーブルの第一の共通定義情報を変更するとともに前記第一の世代番号を更新する第一の定義情報動的変更手段と、電文を投入する端末装置と、前記電文を処理する第一のトランザクション処理手段と、前記第一のトランザクション処理手段からの送信要求を受けて予め備えた第一の電文再送手段に前記電文の再送登録を行うとともに前記電文に前記第一の世代番号を付加した第一の電文を出力し再送要求を受けて前記第一の電文再送手段から読み込んだ電文に前記第一の世代番号を付加した第二の電文を出力する第一のトランザクション送受信手段とを備えた第一のオンラインリアルタイム処理システムと、第二の世代番号と第二の共通定義情報とを格納する第二の定義情報格納テーブルと、前記第二の定義情報格納テーブルの第二の共通定義情報を変更するとともに前記第二の世代番号を更新する第二の定義情報動的変更手段と、前記第一の電文又は前記第二の電文を受信すると定義情報チェック要求を出力しチェックOKの場合はトランザクション処理要求を出力しチェックNGの場合は前記再送要求を出力する第二のトランザクション送受信手段と、前記トランザクション処理要求を受けると前記受信電文を処理する第二のトランザクション処理手段と、前記定義情報チェック要求を受けて前記第一の電文又は前記第二の電文に含まれる前記第一の世代番号と前記第二の世代番号とを比較し一致していれば前記チェックOKを出力し不一致の場合は前記チェックNGを出力する定義情報整合チェック手段とを備えた第二のオンラインリアルタイム処理システムとを備えたことを特徴とする疎結合分散トランザクション処理システムにおける共通定義情報の整合性チェック方式。

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