特許
J-GLOBAL ID:200903089447862006

消音装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-196596
公開番号(公開出願番号):特開平5-040487
出願日: 1991年08月06日
公開日(公表日): 1993年02月19日
要約:
【要約】【目的】 騒音環境下でステレオオーディオ信号を再生するときに、オーディオ信号と他チャンネルのクロストークを受けずに騒音を適応処理することにより安定にかつ十分に消音し、また消音領域も拡大できる消音装置を提供する。【構成】 騒音源からの騒音を検出するマイクロホン1aと、検出された騒音信号を適応制御するアダプティブフィルタ2a〜2dと、その出力とオーディオ信号を加算する加算器3a〜3bと、その出力を再生するスピーカ4a,4bと、その再生音と騒音を検出するマイクロホン1b,1cと、オーディオ信号を信号処理するFIRフィルタ6a〜6dと、加算器3a,3bの出力を信号処理するFIRフィルタ6e〜6hと、マイクロホン1b,1cの出力とFIRフィルタ6a〜6hの出力を演算してアダプティブフィルタ2a〜2dの制御信号とする演算器5a〜5dとから構成されている。
請求項(抜粋):
騒音源からの騒音あるいは振動を検出する騒音検出器と、検出された騒音信号を信号処理する第1,第2,第3,第4の騒音処理回路と、前記第1の騒音処理回路の出力と前記第3の騒音処理回路の出力とオーディオ装置からのLchオーディオ信号とを加算するLch加算器と、前記第2の騒音処理回路の出力と第4の騒音処理回路の出力とオーディオ装置からのRchオーディオ信号とを加算するRch加算器と、前記Lch加算器およびRch加算器の出力をそれぞれ再生するLchおよびRchスピーカと、Lchスピーカ側およびRchスピーカ側の評価点での音を検出するLchおよびRch誤差検出器と、前記オーディオ装置のLch出力に接続される第1および第2のLchオーディオ信号補正回路と、前記オーディオ装置のRch出力に接続される第1および第2のRchオーディオ信号補正回路と、前記Lch加算器に接続される第1および第2のLch再生信号補正回路と、前記Rch加算器に接続される第1および第2のRch再生信号補正回路と、前記Lch誤差検出器の検出信号と第1のLchオーディオ信号補正回路の出力と第1のRch再生信号補正回路の出力とを演算して前記第1の騒音処理回路を制御する第1のLch演算器と、前記Rch誤差検出器の検出信号と第1のRchオーディオ信号補正回路の出力と第1のLch再生信号補正回路の出力とを演算して前記第2の騒音処理回路を制御する第1のRch演算器と、前記Rch誤差検出器の検出信号と第2のLchオーディオ信号補正回路の出力と第2のRch再生信号補正回路の出力とを演算して前記第3の騒音処理回路を制御する第2のLch演算器と、前記Lch誤差検出器の検出信号と第2のRchオーディオ信号補正回路の出力と第2のLch再生信号補正回路の出力とを演算して前記第4の騒音処理回路を制御する第2のRch演算器とを備えたことを特徴とする消音装置。
IPC (3件):
G10K 11/16 ,  H04R 5/04 ,  H04S 7/00

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