特許
J-GLOBAL ID:200903089450979275

非接触ICカードシステムとその伝送電力制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高崎 芳紘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-268689
公開番号(公開出願番号):特開平11-110501
出願日: 1997年10月01日
公開日(公表日): 1999年04月23日
要約:
【要約】【課題】 非接触ICカードで、必要以上の電力を受信することによる発熱で非接触ICカードが破損するのを防止する。【解決手段】 非接触ICカードのコイル3に誘起された電圧を電圧検出部14で検出し、CPU8はその値が基準値を越えていたときは電圧減少信号を、基準値以下の時は電圧増加信号を通信部13を介してリーダライタユニットへ送信する。通信部12を介してこの信号を受信したリーダライタユニットの制御部10は、受信信号が減少信号か増加信号かに応じて、電力制御部11を制御し、電力送出部1からの送出電力を増減することによって、過剰な電力が送出されないようにする。
請求項(抜粋):
非接触ICカードとリーダライタユニットより成る非接触ICカードシステムにおいて、非接触ICカードに、コイルに誘起された交流の電圧値、もしくは該誘起された交流を整流した直流の電圧値を検出するための電圧検出手段と、該検出手段により検出された検出電圧値と予め定められた基準電圧値との差の絶対値が所定値よりも小さいという条件を満たしているかを判断するための比較手段と、該手段により前記条件が満たされていないと判断されたときに、前記検出電圧値が前記基準電圧値よりも大きいときは電力減少信号を、また前記検出電圧値が前記基準電圧値よりも小さいときは電力増大信号をリーダライタユニットへ送信するための送信手段とを設けるとともに、リーダライタユニットに、前記電力減少信号もしくは電力増大信号が非接触ICカードから送信されてきたときに、非接触ICカードへ送出する電力レベルを減少もしくは増大させるように制御するための電力制御手段を設けたことを特徴とする非接触ICカードシステム。
IPC (2件):
G06K 17/00 ,  H02J 17/00
FI (2件):
G06K 17/00 F ,  H02J 17/00 B
引用特許:
審査官引用 (2件)

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