特許
J-GLOBAL ID:200903089451626643

エアバッグシステムの故障検査装置および故障検査方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-214559
公開番号(公開出願番号):特開平10-059117
出願日: 1996年08月14日
公開日(公表日): 1998年03月03日
要約:
【要約】【課題】 本発明はエアバッグシステムが備えるバックアップコンデンサの故障を検出する装置に関し、低コスト化を実現しつつ高い検出精度を確保することを目的とする。【解決手段】 マイコンがリセット起動された直後の揮発性メモリの記憶値が所定値C5である場合はリセット起動の要因が異常リセットであると判断し、また、不定値である場合はパワーオンリセットであると判断する(ステップ100〜104)。揮発性メモリに所定値C5を書き込んだ後、バックアップコンデンサの充電電圧Vcがしきい値Vcthを超えているか否かを判断する(ステップ106〜110)。Vc>Vcthが成立し、かつ、異常リセットフラグがオンである場合はバックアップコンデンサのオープン故障を判定する(ステップ110〜112)。
請求項(抜粋):
システムが起動された後に所定の充電電圧に充電され、所定のタイミングでエアバッグの点火回路に電力を供給するバックアップコンデンサを備えるエアバッグシステムの故障を検査する装置において、電力供給が停止されることによりメモリ内容を不定値とするメモリと、電力供給が開始された後に前記メモリに所定値を書き込むメモリ書き込み手段と、電力供給が開始された後、および、所定の異常状態が検出された後に、所定期間リセット信号を出力するリセット信号出力手段と、前記リセット信号が消滅した後、所定の時期に、前記バックアップコンデンサの充電電圧が所定のしきい値を超えているか否かを判別する充電電圧判別手段と、前記所定の時期に、前記メモリの内容が不定値であり、かつ、前記充電電圧が前記しきい値を超えている場合に、前記バックアップコンデンサにオープン故障が生じていると判断するオープン故障検出手段と、を備えることを特徴とするエアバッグシステムの故障検査装置。

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