特許
J-GLOBAL ID:200903089456884888

N-アルキルグリコール酸アミド硫酸エステル塩の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 馨 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-199960
公開番号(公開出願番号):特開平11-035547
出願日: 1997年07月25日
公開日(公表日): 1999年02月09日
要約:
【要約】【課題】 色相並びに臭気の改善されたN-アルキルグリコール酸アミド硫酸エステル塩の製造方法の提供。【解決手段】 ヨウ素価が 1.0以下でかつ長鎖脂肪族ニトリルの含有量が 1.0重量%未満のアルキル1級アミンと、グリコール酸、グリコール酸縮合物あるいはグリコール酸アルキルエステルとを反応させて、N-アルキルグリコール酸アミドを得、さらに炭素数5〜22の直鎖、分岐鎖又は環状のアルカンの存在下に、N-アルキルグリコール酸アミドに対して0.97〜1.05モル倍のクロルスルホン酸を用いて硫酸化した後、塩基性物質にて中和して、N-アルキルグリコール酸アミド硫酸エステル塩(III) を得る。【化1】〔式中、R は炭素数6〜22の直鎖のアルキル基、M はカチオンを示す〕
請求項(抜粋):
一般式(I)R-NH2 (I)〔式中、R は炭素数6〜22の直鎖のアルキル基を示す。〕で表されるアルキル1級アミンとグリコール酸あるいはグリコール酸縮合物ないしはグリコール酸アルキルエステルとをアミド化反応して、一般式(II)【化1】〔式中、R は前記の意味を示す。〕で表されるN-アルキルグリコール酸アミドを得、次いでこれをクロルスルホン酸で硫酸化した後、塩基性物質にて中和して、一般式(III)【化2】〔式中、R は前記の意味を示し、M はカチオンを示す。〕で表されるN-アルキルグリコール酸アミド硫酸エステル塩を製造するに際し、一般式(I)で表されるアルキル1級アミンとして、ヨウ素価が 1.0以下、好ましくは0.5 以下でかつ長鎖脂肪族ニトリルの含有量が 1.0重量%未満のものを用いて、グリコール酸、グリコール酸縮合物あるいはグリコール酸アルキルエステルと反応させて、一般式(II)で表されるN-アルキルグリコール酸アミドを得、さらに炭素数5〜22の直鎖、分岐鎖又は環状のアルカン、好ましくはヘキサンの存在下に、N-アルキルグリコール酸アミドに対して0.97〜1.05モル倍のクロルスルホン酸を用いて硫酸化反応を行うことを特徴とする、色相並びに臭気の改善されたN-アルキルグリコール酸アミド硫酸エステル塩の製造方法。
IPC (5件):
C07C305/04 ,  C07C303/28 ,  C11D 1/28 ,  C07C231/02 ,  C07C235/06
FI (5件):
C07C305/04 ,  C07C303/28 ,  C11D 1/28 ,  C07C231/02 ,  C07C235/06

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