特許
J-GLOBAL ID:200903089463272596
包摂マトリックスを用いたMALDI法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小林 邦雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-025881
公開番号(公開出願番号):特開2009-186298
出願日: 2008年02月06日
公開日(公表日): 2009年08月20日
要約:
【課題】通常マトリックス剤としては、固体の有機酸が用いられ、このマトリックス剤の分子量が大体500Da以下であることから、500Da以下の質量領域には、マトリックス由来の多数のピークが存在しており、500Da以下の分子量を持つ測定対象試料は、測定できないという欠点があった。本願発明の課題は、マトリックスが存在するにも関わらず、マトリックスの本体のピーク及びフラグメントのピークを抑制して、測定試料の明瞭なピークを検出する方法を提供することである。【解決手段】本願発明は、包摂特性を有する分子(ホスト分子)に従来のマトリックス剤(例えば、DHB、CHCA、FA、SA又はTHAP)をゲストとして包摂させることにより、マトリックス由来のピークを完全に消去した。【選択図】図4
請求項(抜粋):
マトリックス支援レーザー脱離イオン化質量分析法であって、他の物質を包摂する特性を有する化合物により、試料とマトリックスを包摂し、該包摂した状態において、レーザーを照射することにより、試料をイオン化し、質量分析することを特徴とするマトリックス支援レーザー脱離イオン化質量分析法。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (6件):
2G041CA01
, 2G041DA04
, 2G041EA01
, 2G041EA03
, 2G041FA12
, 2G041JA07
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