特許
J-GLOBAL ID:200903089465452494

帯電防止性塩化ビニル手袋

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 蔦田 璋子 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-236001
公開番号(公開出願番号):特開2001-064810
出願日: 1999年08月23日
公開日(公表日): 2001年03月13日
要約:
【要約】【課題】 加工性・コストに優れた塩化ビニル樹脂製手袋に高い帯電防止性を付与するだけでなく、耐久性、耐水性にも優れる帯電防止性塩化ビニル手袋を提供する。【解決手段】 A成分として、エチレン構造単位70〜99モル%と、式(2)で表されるアクリレート構造単位0〜15モル%と、式(3)で表されるアクリルアミド構造単位1〜30モル%とを含有し、重量平均分子量が1,000〜80,000であるカチオン変性共重合体と、B成分として、カチオン性ポリウレタン樹脂とを含有してなる水性組成物であって、A成分とB成分の合計量に対するA成分の重量比が0.07〜0.60である水性組成物を、塩化ビニル樹脂製手袋の表面に造膜させてなる帯電防止性塩化ビニル手袋。【化1】
請求項(抜粋):
下記A成分とB成分を含有してなる水性組成物であって、A成分とB成分の合計量に対するA成分の重量比が0.07〜0.60である水性組成物を、塩化ビニル樹脂製手袋の表面に造膜させてなる帯電防止性塩化ビニル手袋。A:式(1)で表されるエチレン構造単位70〜99モル%と、一般式(2)で表されるアクリレート構造単位0〜15モル%と、一般式(3)で表されるアクリルアミド構造単位1〜30モル%とを含有し、重量平均分子量が1,000〜80,000であるカチオン変性共重合体。【化1】(式中、R1は水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基を示し、R2は炭素数2〜8のアルキレン基を示し、R3、R4、R5はそれぞれ独立に炭素数1〜12のアルキル基、炭素数7〜12のアリールアルキル基又は炭素数6〜12の脂環アルキル基を示し、Xはハロゲン原子、CH3OSO3、C2H5OSO3又はR6SO3を示し、ここで、R6は炭素数1〜12のアルキル基、炭素数7〜12のアリールアルキル基又は炭素数6〜12の脂環アルキル基を示す。)B:NCO基と反応性のある活性水素原子を少なくとも2個以上含有するポリヒドロキシ化合物単独、又は前記ポリヒドロキシ化合物及びNCO基と反応性のある活性水素原子を2個以上含有する多価アミン化合物の併用、有機ポリイソシアネート、並びに、NCO基と反応性のある活性水素原子及びイオン性塩形成基を有する化合物とそれに対応する塩形成剤からなるカチオン性水系ポリウレタン樹脂。
FI (2件):
A41D 19/00 D ,  A41D 19/00 P
Fターム (5件):
3B033AA27 ,  3B033AB14 ,  3B033AB20 ,  3B033AC01 ,  3B033BA02

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