特許
J-GLOBAL ID:200903089471111305

電気自動車用空気調和装置の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大貫 和保
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-171104
公開番号(公開出願番号):特開平7-001951
出願日: 1993年06月17日
公開日(公表日): 1995年01月06日
要約:
【要約】【目的】 コンプレッサによる制御を有効に行い、電力の消費を抑制する。【構成】 サブコンデンサの目標温度と実温度とを比較判定する優先順位判定手段によって、実温度が目標温度より所定値以上低いと判定された場合、第1の制御手段を選択して、ミックスドア開度を小さくする制御を行うと共に、ミックスドア開度が所定値に至った後に、コンプレッサの回転数を上げるコンプレッサ制御を実行してサブコンデンサの温度を上昇させる。また、前記優先順位判定手段において、実温度が目標温度より所定値以上高いと判定された場合、第2の制御手段を選択して、コンプレッサ回転数を少なくするコンプレッサ制御を行うと共に、コンプレッサ回転数が所定値に至った後に、ミックスドアの開度を大きくするミックスドア制御を実行してサブコンデンサの温度を下降させる。
請求項(抜粋):
空調ダクト内にエバポレータと、ミックスドアで通風量が調節されるサブコンデンサとを配し、コンプレッサ、メインコンデンサ、前記サブコンデンサ、膨張弁及び前記エバポレータを少なくともこの順で接続し、暖房運転時には前記コンプレッサから供給される冷媒を前記メインコンデンサをバイパスして循環させる冷暖房サイクルと、車室の環境因子を検出する環境因子検出手段と、前記サブコンデンサの実温度を検出するサブコン温度検出手段と、前記環境因子検出手段によって検出された環境因子から熱負荷信号としての総合信号を演算する総合信号演算手段と、この総合信号演算手段によって演算された総合信号から前記サブコンデンサの目標温度を演算するサブコン目標温度演算手段と、前記ミックスドアを閉じる方向に制御すると共に、このミックスドアの開度が所定値に至った場合に、コンプレッサ回転数を上昇させる方向に制御する第1の制御手段と、コンプレッサ回転数を減少させる方向に制御すると共に、このコンプレッサ回転数が所定値に至った場合に、ミックスドアを開く方向に制御する第2の制御手段と、前記サブコン目標温度演算手段によって演算された目標温度と前記サブコン温度検出手段によって検出された実温度とを比較し、実温度が目標温度より所定値以上低いと判定された場合には第1の制御手段を選択し、実温度が目標温度より所定値以上高いと判定された場合には第2の制御手段を選択し、実温度と目標温度との差が所定範囲内の場合には前回の制御を継続する制御選択手段とを具備することを特徴とする電気自動車用空気調和装置の制御装置。
IPC (4件):
B60H 1/22 ,  B60H 1/00 101 ,  F25B 6/04 ,  F25B 29/00 411

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