特許
J-GLOBAL ID:200903089475957160

画像処理装置および画像処理方法ならびにそのプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 志賀 正武 ,  高橋 詔男 ,  渡邊 隆 ,  青山 正和 ,  鈴木 三義 ,  西 和哉 ,  村山 靖彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-026940
公開番号(公開出願番号):特開2006-215756
出願日: 2005年02月02日
公開日(公表日): 2006年08月17日
要約:
【課題】 人間が実際のシーンを見た時の印象と、そのシーンを画面上に表示した仮想シーンを見た時の印象が従来にも増して近くなる画像処理装置および画像処理方法ならびにそのプログラムを提供する。【解決手段】 本発明によれば、元の画像の白色点が閾値以上か未満かに応じて、異なる白色点を基準として表現した各画素の色の三刺激値を算出し、当該三刺激値の画素と白色点の三刺激値を示す画素に加え、background領域やsurround領域の輝度の平均値や仮想環境における平均的な照度をトーンマッピング処理した画像に反映させてJCh画像を算出している。またJCh画像から出力画像を算出する過程において、表示装置の白色点の三刺激値と、表示装置観察時の周辺環境の平均的な照度の値とを反映させる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
入力されたHDR(ハイ・ダイナミックレンジ)画像から表示装置の輝度範囲内で表示できるLDR(ロー・ダイナミックレンジ)画像を生成する画像処理装置であって、 前記HDR画像の三刺激値を示す第1三刺激値画像の各画素に対して、三刺激値が所定の閾値未満の場合には前記各画素について仮想光源の白色点を用い、三刺激値が所定の閾値以上の場合には前記各画素について当該三刺激値に応じて増加させた白色点を算出し、それら白色点の三刺激値を保持する第1白色点画像を算出する第1白色点画像算出手段と、 前記第1白色点画像の各画素を用いて正規化した三刺激値の第2三刺激値画像を算出する第2三刺激値画像算出手段と、 前記第1三刺激値画像中の1画素について当該画素を中心としたbackground領域内の画素群における三刺激値Yの平均化処理を全ての画素に対して実施することにより第1輝度画像を算出する第1輝度画像算出手段と、 前記第1三刺激値画像中の1画素について当該画素を中心とした領域であって前記background領域外の領域となるsurround領域内の画素群における三刺激値Yの平均化処理を全ての画素に対して実施することにより第2輝度画像を算出する第2輝度画像算出手段と、 前記第1輝度画像と、前記第2輝度画像と、仮想環境における平均的な照度とに基づいて、知覚相関値を示すJCh画像の算出用の第1観察条件パラメータを算出する第1観察条件パラメータ算出手段と、 前記第1白色点画像を正規化した第2白色点画像を算出する第2白色点画像算出手段と、 前記第2三刺激値画像と前記第2白色点画像と前記第1観察条件パラメータとを用いて、各画素について知覚相関値を示すJCh画像を算出するJCh画像算出手段と、 を備えることを特徴とする画像処理装置。
IPC (3件):
G06T 1/00 ,  G06T 11/60 ,  G09G 5/02
FI (3件):
G06T1/00 510 ,  G06T11/60 120A ,  G09G5/02 B
Fターム (27件):
5B050BA08 ,  5B050DA04 ,  5B050EA09 ,  5B050FA02 ,  5B057CA01 ,  5B057CA08 ,  5B057CA12 ,  5B057CA16 ,  5B057CB01 ,  5B057CB08 ,  5B057CB12 ,  5B057CB16 ,  5B057CE16 ,  5B057CE18 ,  5C082AA01 ,  5C082AA22 ,  5C082AA24 ,  5C082BA12 ,  5C082BA34 ,  5C082BA35 ,  5C082BB25 ,  5C082BB44 ,  5C082CA11 ,  5C082CA12 ,  5C082CB01 ,  5C082DA51 ,  5C082MM10

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