特許
J-GLOBAL ID:200903089479760035
多段式自動開閉傘
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-056125
公開番号(公開出願番号):特開平7-265113
出願日: 1994年03月25日
公開日(公表日): 1995年10月17日
要約:
【要約】【目的】 自動的に開閉が行われる多段式自動開閉傘を提供する。【構成】 傘の中心棒装置と、傘の骨組装置と、開傘バネと、複数の開傘バネ、及び前記傘の開閉を制御する制御装置と組み合わせて操作する多段式自動開閉傘に関する。そのうち、傘の中心棒装置は、多段伸縮式になっており、制御装置で以て引き紐で傘の中棒を迂回操作をして傘の下ロクロ及び傘の上ロクロで開き・閉じるようにする過程で、傘を多段式(例えば3段式)に製造することを可能にし、折り畳みがしやすく、傘の体積を小さくした多段式自動開閉傘である。
請求項(抜粋):
多段式自動開閉傘であって、下管(11)と、前記下管(11)の下端に挿入される把手(12)と、前記把手(12)の内部に挿入された下管(11)の内部下端部に嵌設された下支持管(10)と、前記下管(11)の外部に摺動自在に嵌合された中管(13)と、前記中管(13)の外面に摺動自在に嵌合された上管(14)と、前記上管(14)の上端に固着された上巣(15)と、上端が前記上管(14)の上端部に隣接する開傘バネ(3)の内管(17)と、を備えてなる中心棒装置(1)と;内端が前記傘の中心棒装置(1)の上巣(15)に枢着される頂骨(21)と、内端が前記上管(14)の外面に摺動自在に設けられた下巣(23)に枢着され、最外端が前記頂骨(21)の中段部に枢着された内支骨(22)と、内端が前記頂骨(21)の最外端に枢着され、最内端部が中間連接骨(25)に枢着された中間骨(24)と、内端が前記内支骨(22)の外端部に枢着された中間連接骨(25)と、内端が中間骨(24)の最外端に枢着された最内端がバネ棒(27)に連結された尾骨(26)とを備え、前記バネ棒(27)の内端は前記頂骨(21)の外端に枢着されてなる傘の骨組装置(2)と;下端(31)が前記下支持管(10)の上縁に支持され、上端(32)が該上管(14)のプラグ(151)下縁の下ワシャ(153)に当接され、上端部が前記内管(17)の外面に摺動可能に嵌合されている開傘バネ(3)と;内端(41)が前記内支骨(22)の外端に連結され、外端(42)が前記頂骨(21)の外端に連結されるとともに頂骨(21)の凹槽内に収納され、該傘を開いた状態から傘を閉じた状態に折り畳む操作を行う複数の閉傘バネ(4)と;ピン(511)を介して該把手(12)の中に枢設された開閉ボタンと前記把手(12)の上部に枢設され、該開閉ボタン(51)の上ボタン(512)に押圧されることによって該傘の開閉を制御する開傘レバーとを有し、更に、前記傘中心棒装置(1)と前記下巣(23)の内部を通して設けられた引き紐(56)に連結されたロックヘッド(55)と、前記ロックヘッドと常時係合し、前記開閉ボタン(51)の下ボタン部(513)を押すとロックヘッド(55)との係合が外れるロックピンとを備え、ロックピン(54)とロックヘッド(55)との係合が外れると前記開傘バネ(4)の弾性回復力によって前記傘骨組装置(2)と傘の中心棒装置(1)を折り畳むようにした開傘機構(53)を含む制御装置(5)から構成されることを特徴とする多段式自動開閉傘。
IPC (2件):
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