特許
J-GLOBAL ID:200903089485095582

油圧緩衝器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 天野 泉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-349729
公開番号(公開出願番号):特開平7-197974
出願日: 1993年12月28日
公開日(公表日): 1995年08月01日
要約:
【要約】【目的】 伸圧減衰力調整式油圧緩衝器のコスト面と部品管理面での不利の除去と、併せて、車両への搭載性および加工面の改善をも図る。【構成】 ピストン2の圧側ポート6にチェックバルブ27と圧側背面バルブ8を直列に設け、これらバルブ8,27の間を切換バルブ22の可変ポート35を通してピストンロッド4のバイパス油路9に連通する。ピストン2上には圧側バイパス油路機構17と伸圧共用バイパス油路機構18を積層して配置し、バイパス油路9を切換バルブ22の可変ポート36から圧側サブバルブ20を通して上部油室Aに連通すると共に、上部油室Aを切換バルブ22の可変ポート37を通してバイパス油路9に連通する。そして、バイパス油路9を下部油室Bに対し伸側サブバルブ19を通して連通し、切換バルブ22を操作して伸圧減衰力特性を一定の条件下で制御する。
請求項(抜粋):
上部油室と下部油室を区画するピストンの伸側ポートに伸側メインバルブを、また、圧側ポートにはチェックバルブと圧側背面バルブを直列にしてそれぞれ設け、かつ、ピストン上に圧側バイパス油路機構と伸圧共用バイパス油路機構を積層して配置し、さらに、ピストンロッドに伸側サブバルブを通して下部油室に通じるバイパス油路を構成して、このバイパス油路を一方ではピストンの圧側ポートに設けたチェックバルブと圧側背面バルブを通して上部油室に連通すると共に、他方では圧側バイパス油路機構から当該圧側バイパス油路機構に設けた圧側サブバルブを通して、また、伸圧共用バイパス油路機構で直接上部油室にそれぞれ連通し、かつ、上記バイパス油路内に位置して、上記伸圧共用バイパス油路機構による連通のみを閉状態に保つ切換位置と、少なくともこの伸圧共用バイパス油路機構による連通を開状態に保ちつつ上記圧側ポートのチェックバルブを通してバイパス油路へと向う連通を開または閉状態に保つ二つの切換位置とをもつ切換バルブを配設したことを特徴とする油圧緩衝器。
IPC (2件):
F16F 9/46 ,  B60G 17/08

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