特許
J-GLOBAL ID:200903089490440956
芳香族ポリカーボネート樹脂の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-097072
公開番号(公開出願番号):特開平9-286850
出願日: 1996年04月18日
公開日(公表日): 1997年11月04日
要約:
【要約】【課題】 色相に優れた高分子量の芳香族ポリカーボネート樹脂を得る。【解決手段】 (1)竪型撹拌反応装置による予備重縮合工程で、芳香族ジオール化合物と炭酸ジエステルとを、エステル交換反応させて第1プレポリマーを製造し、(2)ダブルヘリカルリボン翼を具備する竪型撹拌反応装置による前重縮合工程で第2プレポリマーとなし、次いで、(3)2本の回転耳軸を並設し、この回転耳軸のそれぞれに複数個の棒状矩形枠を連結して格子型撹拌翼を形成し、この撹拌翼が互いに噛み合うように相手側の撹拌翼の内側に近接して回転する横型反応装置内に第2プレポリマーを導き、重縮合反応を行う。
請求項(抜粋):
芳香族ジオール化合物と炭酸ジエステルとを、エステル交換反応させて芳香族ポリカーボネート樹脂を製造する方法において、(1)予備重縮合工程:芳香族ジオール化合物と炭酸ジエステルとの溶融混合物を竪型撹拌反応装置内に供給し、混合物の重縮合反応を行って粘度平均分子量3,000〜10,000の第1プレポリマーを製造した後、(2)前重縮合工程:前記(1)の工程で得た第1プレポリマーを、ダブルヘリカルリボン翼を具備する竪型撹拌反応装置に導き、同反応装置内で重縮合反応を行って粘度平均分子量が10,000〜20,000の第2プレポリマーとなし、次いで、(3)後重縮合工程:前記工程(2)の第2プレポリマーを、横型の容器長手方向の一端下部、他端下部及び上部にそれぞれ被処理液の入口、出口及び揮発物の排出口を有し、容器内部の長手方向両端部に2本の回転耳軸を並設し、この回転耳軸のそれぞれに複数個の棒状矩形枠を連結して格子型撹拌翼を形成し、この撹拌翼が互いに噛み合うように相手側の撹拌翼の内側に近接して回転する横型反応装置内に導き、重縮合反応を行って、前記(2)の第2プレポリマーよりもより高分子量であって、粘度平均分子量が15,000〜40,000の芳香族ポリカーボネート樹脂を得ることを特徴とする芳香族ポリカーボネート樹脂の製造方法。
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