特許
J-GLOBAL ID:200903089507259983

ハロゲン化銀写真感光材料

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-033244
公開番号(公開出願番号):特開平7-219180
出願日: 1994年02月07日
公開日(公表日): 1995年08月18日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】新規な色素を放出する画像形成化合物を提供し、形成された画像の光に対する安定性および色相の鮮明度が改良された感光材料を提供する。【構成】支持体上に下記一般式(I)で表される化合物を有することを特徴とする感光材料を提供する。一般式(I) (Dye-X)q-Y式中Dyeは一般式(II)等で表される色素基または色素前駆体基を、Xは単なる結合または連結基を、Yは画像状に潜像を有する感光性銀塩の反応に対応または逆対応して色素成分の拡散性に差を生じさせる基を表す。qは1または2を表す。式中Rはシアノ基、カルボキシル基等、Aはアセチル基、ベンゾイル基等、XおよびYは水素原子、シアノ基等、Qはアゾ基に対して1又は3位に結合するヘテロ環残基、nは0〜4の整数、mは0〜3の整類、rは1または2を表わす。
請求項(抜粋):
支持体上に下記一般式(I)で表わされる画像形成化合物を少なくとも一つ有するハロゲン化銀写真感光材料。一般式(I)【化1】式中、Dyeは下記一般式(II)または一般式(III) で表される色素基または色素前駆体基を表し、Xは単なる結合または連結基を表わし、Yは画像状に潜像を有する感光性銀塩の反応に対応または逆対応して、色素成分の拡散性に差を生じさせるような性質を有する基を表わす。一般式(II)【化2】式中Rは、シアノ基、カルボキシル基、スルホ基、ハロゲン原子、アルキル基、アリール基、複素環残基、アシル基、スルホニル基、アルコキシ基、アリールオキシ基、ヘテロアリールオキシ基、アルキルチオ基、アリールチオ基、ヘテロアリールチオ基、カルバモイル基、スルファモイル基、アシルアミノ基、スルホニルアミノ基、アルコキシカルボニルアミノ基、アリールオキシカルボニルアミノ基、アミノカルボニルアミノ基、アミノカルボニルオキシ基、アミノスルホニルアミノ基、アルコキシカルボニル基を表わす。XおよびYはそれぞれ水素原子、シアノ基、カルボキシル基、スルホ基、ヒドロキシ基、ハロゲン原子(フッ素原子、塩素原子、臭素原子、沃素原子)、アルキル基、アリール基、複素環残基、アシル基、スルホニル基、アルコキシ基、アリールオキシ基、ヘテロアリールオキシ基、アルキルチオ基、アリールチオ基、ヘテロアリールチオ基、カルバモイル基、スルファモイル基、アシルアミノ基、スルホニルアミノ基、アルコキシカルボニルアミノ基、アリールオキシカルボニルアミノ基、アルコキシカルボニルオキシ基、アミノカルボニルアミノ基、アミノカルボニルオキシ基、アミノスルホニルアミノ基、アミノ基、アルコキシカルボニル基、アシルオキシ基、アリールオキシカルボニルオキシ基、スルホニルオキシ基を表わす。Qはアゾ基に対して1又は3位に結合するヘテロ環残基を表わす。qは1または2であり、qが2の時Dye-Xは同一であっても異なっていても良い。nは0から4までの整数を表わし、nが2以上の時Rはそれぞれ同一であっても異っていても良い。Aは水素原子、または塩基性条件下で水酸基を与える基を表わす。mは0から3までの整数を表わし、rは1または2を表わす。但し、m+r≦4である。mが2以上の時、あるいはrが2の時、YおよびQはそれぞれ同一であっても異っていても良い。一般式(III)【化3】式中Rは、シアノ基、カルボキシル基、スルホ基、ハロゲン原子、アルキル基、アリール基、複素環残基、アシル基、スルホニル基、アルコキシ基、アリールオキシ基、ヘテロアリールオキシ基、アルキルチオ基、アリールチオ基、ヘテロアリールチオ基、カルバモイル基、スルファモイル基、アシルアミノ基、スルホニルアミノ基、アルコキシカルボニルアミノ基、アリールオキシカルボニルアミノ基、アミノカルボニルアミノ基、アミノカルボニルオキシ基、アミノスルホニルアミノ基、アルコキシカルボニル基を表わし、nは0から4の整数を表し、nが2以上のときRは異なってもよい。Aは水素原子又は塩基性条件下で水酸基を与える基を表す。Qは炭素原子で結合するヘテロ環残基を表す。Arはニトロ基で置換されていないアリール基、またはヘテロアリール基を表す。

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