特許
J-GLOBAL ID:200903089525266318

トラクション制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神戸 典和 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-073412
公開番号(公開出願番号):特開平5-294225
出願日: 1992年02月24日
公開日(公表日): 1993年11月09日
要約:
【要約】【目的】 車両駆動時に左右の駆動輪が空転しないように各駆動輪の駆動トルクを減少させるとともにブレーキを作用させるトラクション制御を行う装置において、ブレーキの作用を必要に応じて禁止することにより、そのトラクション制御に基づいて左右駆動輪の差動装置に重い負担が加えられないようにする。【構成】 左右の駆動輪の回転数差ΔNを求め(S13)、ブレーキを作用させた場合に駆動輪から差動装置に入力されるトルクTinを推定し(S16)、それらΔNとTinとから差動装置に重い負担が加えられるおそれがあるか否かを判定し(S17)、そのおそれがあればトラクション制御におけるブレーキの作用(増圧)を禁止する(S19)。したがって、差動装置に重い負担が加えられずに済むとともに、ブレーキの作用は禁止されても駆動トルクの制御は確保されるから、トラクション制御の機能がそれほど低下せずに済む。
請求項(抜粋):
エンジン,動力伝達装置および差動装置を含む駆動系にその差動装置において左右の駆動輪が接続され、その左右の駆動輪にそれぞれブレーキが設けられた車両に設けられ、車両駆動時に各駆動輪が空転しないように各駆動輪の駆動トルクを減少させるとともに各駆動輪のブレーキを作用させるトラクション制御を行う装置において、前記各駆動輪のブレーキを作用させた場合に前記差動装置に加えられる負担を推定する差動装置負担推定手段と、推定された負担が軽い場合には前記トラクション制御のためのブレーキの作用を許可し、重い場合には禁止するブレーキ作用許可・禁止手段とを設けたことを特徴とするトラクション制御装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭59-150217
  • 特開昭62-166151
  • 特開平2-085049

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