特許
J-GLOBAL ID:200903089530567962

音声認識装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-184988
公開番号(公開出願番号):特開平6-027992
出願日: 1992年07月13日
公開日(公表日): 1994年02月04日
要約:
【要約】【目的】音声の無音区間を簡単に検出して、この無音区間での、無意味で無駄な計算を効率よく回避し、高精度で高速な音声認識処理が行えるようにする。【構成】特徴抽出部1によって入力音声から抽出された特徴パラメ-タから成る認識単位の音声パターンベクトルxのノルム‖x‖を類似度計算部3から受けて、そのノルム‖x‖と無音区間検出の基準となるしきい値THLVLとを類似度計算制御部4にて比較し、‖x‖≦THLVLの場合には、該当する認識単位が無音区間内であることを検出する構成とする。また、類似度計算制御部4による無音区間内検出により、類似度計算部3での類似度計算を省略し、類似度値を零に自動設定する構成とする。更に、装置周囲の騒音レベルnを騒音レベル検出部5にて検出し、その騒音レベルnに応じて、上記のしきい値THLVLをしきい値設定部6により設定する構成とする。
請求項(抜粋):
入力音声からその特徴パラメ-タを抽出する特徴抽出手段と、この特徴抽出手段によって抽出された前記特徴パラメータから成る認識単位の音声パターンベクトルxと予め認識単位として用意した標準パターンセットyk(k=1,2,...)との間で類似度を計算する類似度計算手段とを備え、この類似度計算手段によって計算された類似度値をもとに認識結果を出力する音声認識装置において、前記音声パターンベクトルxのノルム‖x‖の大きさによって音声の無音区間を認識単位で検出し、この検出結果に応じて前記類似度計算手段の類似度値計算を制御する類似度計算制御手段を備え、前記類似度計算制御手段によって無音区間が検出された場合には、前記類似度計算手段による対応する類似度計算が省略されるようにしたことを特徴とする音声認識装置。
IPC (2件):
G10L 3/00 571 ,  G10L 3/00 513

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