特許
J-GLOBAL ID:200903089553314689

ドアクローザ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 栄男 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-350030
公開番号(公開出願番号):特開平10-184180
出願日: 1996年12月27日
公開日(公表日): 1998年07月14日
要約:
【要約】【課題】 開ける際には任意の位置でドアを停止させることができるとともに、閉じる際にはドアを確実に閉じることができるドアクローザを提供する。【解決手段】 弁体82は、スプリング88によりX1方向に付勢されている。弁体82には突起86が形成されている。突起86は高圧室50内に突出し得るよう構成されている。ピストン46の端面46aが、突起86に当接しないとき、つまりドアが十分開いているときには、解除弁90が閉じ、高圧室50のオイルの流出を阻止する。一方、ピストン46が、突起86に当接すると、つまりドアの閉じ際では、解除弁90が開き、高圧室50のオイルが、穴62を介して流出する。このようにすれば、ドアの閉じ際で高圧室50の油圧が低下してストップ弁78が閉じてたとしても、高圧室50のオイルは、解除弁90を通って流出する。したがって、閉じ際で停止することなく、ドアは閉じ切る。
請求項(抜粋):
筐体内に充填された作動流体、ドアの開方向への移動に連動して筐体内を第1の方向に移動し、ドアの閉方向への移動に連動して筐体内を第2の方向に移動するとともに、当該移動によって作動流体を筐体内で流動させる移動体、移動体を第2の方向に付勢する付勢手段、を備え、移動体の移動に対する作動流体の流動抵抗によってドアの移動速度を制御するドアクローザにおいて、移動体が所定の基準位置より第1の方向側にある場合において移動体に対し第2の方向への所定の初期外力が与えられないときは移動体の第2の方向への移動を阻止し、移動体に対し当該初期外力が与えられたときは移動体の第2の方向への移動を許容するとともに、移動体が前記基準位置より第2の方向側にある場合においては、初期外力の付与の有無にかかわらず移動体の第2の方向への移動を許容する閉移動制御手段、を設けたことを特徴とするドアクローザ。
IPC (2件):
E05F 3/22 ,  E05F 3/12
FI (2件):
E05F 3/22 A ,  E05F 3/12
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-055376
  • 特開平3-055376

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