特許
J-GLOBAL ID:200903089556500688

漏洩電流検出システム及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-174165
公開番号(公開出願番号):特開2006-349424
出願日: 2005年06月14日
公開日(公表日): 2006年12月28日
要約:
【課題】 対地絶縁抵抗に起因する漏洩電流を検出し、電線路を遮断する。【解決手段】 被測定電線路3の接地線Nと電気的に接続されている導電材料7により負荷回路6の周囲が導電材料7によって覆われており、被測定電線路3の一方端側に形成されているプラグ1がコンセントに対して適切に接続されているかどうかを判断する接続判断装置5と、被測定電線路3に流れる対地絶縁抵抗に起因する漏洩電流Igrを検出する漏洩電流検出装置4を備える。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
少なくとも一の接地線を含み、一方端側が電源部に接続されるプラグにより形成され、他方端側が上記接地線と電気的に接続されている導電材料で周囲が覆われている負荷回路に対して電源を供給する電源供給端子により形成されている被測定電線路に発生している漏洩電流を検出する漏洩電流検出装置と、 上記被測定電線路の一方端側に形成されている上記プラグが上記電源部に対して、適切な極性で接続されていることを判断する接続判断装置とを備え、 上記漏洩電流検出装置は、 上記被測定電線路に流れている漏洩電流を検出する漏洩電流検出手段と、 上記漏洩電流検出手段により検出された漏洩電流を電圧に変換する変換手段と、 上記変換手段により変換された電圧を増幅する増幅手段と、 上記増幅手段で増幅された電圧に含まれている高調波成分を除去する第1の高調波成分除去手段と、 上記被測定電線路に発生している電圧を検出する電圧検出手段と、 上記電圧検出手段で検出された電圧に含まれている高調波成分を除去する第2の高調波成分除去手段と、 上記第1の高調波成分除去手段により高調波成分が除去された電圧の信号波形と、上記第2の高調波成分除去手段により高調波成分が除去された電圧の信号波形から位相差を検出する位相差検出手段と、 上記第2の高調波成分除去手段により高調波成分が除去された電圧の信号波形に基づき、上記電圧検出手段で電圧を検出した電圧線路に発生している周波数を算出する周波数算出手段と、 上記位相差検出手段により検出された位相差と、上記周波数算出手段で算出された周波数に基づき、上記被測定電線路に流れている漏洩電流の位相角度を算出する位相角度算出手段と、 上記第1の高調波成分除去手段により高調波成分が除去された電圧の実効値を算出する実効値算出手段と、 上記実効値算出手段で算出された実効値と、上記位相角度算出手段により算出された上記被測定電線路に流れている漏洩電流の位相角度に基づき、上記被測定電線路に流れている漏洩電流に含まれている対地絶縁抵抗に起因する漏洩電流成分を算出する対地絶縁抵抗漏洩電流成分算出手段と、 上記対地絶縁抵抗漏洩電流成分算出手段で算出された上記被測定電線路に流れている漏洩電流に含まれている対地絶縁抵抗に起因する漏洩電流成分が、任意の値を超えたかどうかを判断する判断手段とを有していることを特徴とする漏洩電流検出システム。
IPC (3件):
G01R 31/02 ,  G01R 19/165 ,  H02H 3/38
FI (4件):
G01R31/02 ,  G01R19/165 P ,  H02H3/38 B ,  H02H3/38 D
Fターム (17件):
2G014AA11 ,  2G014AA16 ,  2G014AA17 ,  2G014AA19 ,  2G014AB01 ,  2G014AC18 ,  2G035AA11 ,  2G035AB08 ,  2G035AC03 ,  2G035AD28 ,  2G035AD65 ,  5G058EE01 ,  5G058EF03 ,  5G058EG11 ,  5G058EG15 ,  5G058EH01 ,  5G058EH03
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 漏洩電流測定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-022922   出願人:株式会社ソロンジュ・ジャパン
  • 漏洩電流探査装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-294550   出願人:吉田英倫, 株式会社戸上電機製作所
審査官引用 (5件)
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