特許

J-GLOBAL ID：200903089568006751

自動焦点調節装置、並びにこの装置を搭載したビデオカメラ及びデジタルスチルカメラ

発明者： 山根 洋介
出願人/特許権者： 松下電器産業株式会社
代理人 (1件)： 岡本 宜喜
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-161693
公開番号（公開出願番号）：特開2002-350716
出願日： 2001年05月30日
公開日（公表日）： 2002年12月04日
要約：

【要約】【課題】 リニアアクチュエータを用いてズームレンズの自動焦点調節を行う場合、リニアアクチュエータに加わる摩擦等の負荷のばらつきに伴い、焦点調節用レンズの応答性が劣化するのを抑制すること。【解決手段】 焦点信号検出手段5はカメラプロセス回路4で生成される映像信号からズームレンズ1の合焦状態に対応した焦点信号を出力する。オートフォーカス制御手段6は焦点信号から合焦位置か否かを判定し、合焦位置でなければ、振動指令値と引込指令を生成してレンズ駆動手段7に出力する。レンズ駆動手段7は摩擦負荷を推定し、負荷抑制制御手段76を用いて負荷成分用の補正データを作成し、位置制御信号をリニアアクチュエータ駆動手段74に与える。

請求項（抜粋）：

被写体を結像するため焦点調節用レンズを含む撮像レンズと、前記撮像レンズによる被写体光を光電変換する撮像素子と、前記撮像素子から出力される撮像信号に信号処理を施して映像信号に変換するカメラプロセス回路と、前記カメラプロセス回路の映像信号から前記撮像レンズの合焦状態を示す焦点信号を演算する焦点信号検出手段と、前記焦点調節用レンズを光軸方向に振動させたときに得られる前記焦点信号を用いて、前記焦点調節用レンズが合焦位置か否かを判断し、合焦位置でない場合に前記焦点調節用レンズを合焦方向に移動させるための移動指示信号を出力するオートフォーカス制御手段と、前記オートフォーカス制御手段の移動指示信号に基づいて、前記焦点調節用レンズを前記撮像レンズの光軸上に沿って移動させるレンズ駆動手段と、を具備する自動焦点調節装置であって、前記レンズ駆動手段は、前記焦点調節用レンズを光軸方向に駆動するリニアアクチュエータと、前記リニアアクチュエータの光軸方向の位置を検出する位置検出手段と、前記位置検出手段の位置情報を参照し、前記リニアアクチュエータに加わる負荷外乱の影響を抑圧するための補正データを生成する負荷抑制制御手段と、前記オートフォーカス制御手段から出力される移動指示信号を、前記負荷抑制制御手段の補正データを用いて補正し、補正された移動指示信号に基づいて前記リニアアクチュエータを位置制御するリニアアクチュエータ制御駆動手段と、を有することを特徴とする自動焦点調節装置。

IPC (7件)：

G02B 7/28 ,  G02B 7/08 ,  G02B 7/09 ,  G02B 7/36 ,  G03B 13/36 ,  H04N 5/232 ,  H04N101:00

FI (10件)：

G02B 7/08 A ,  G02B 7/08 B ,  G02B 7/08 C ,  H04N 5/232 E ,  H04N 5/232 H ,  H04N101:00 ,  G02B 7/11 N ,  G02B 7/11 P ,  G02B 7/11 D ,  G03B 3/00 A

Fターム (29件)：

2H011AA03 ,  2H011BA31 ,  2H011BB04 ,  2H011CA12 ,  2H011CA19 ,  2H011CA21 ,  2H011CA28 ,  2H044DA01 ,  2H044DB00 ,  2H044DC02 ,  2H044DC11 ,  2H044DE06 ,  2H051AA00 ,  2H051BA47 ,  2H051BA63 ,  2H051CD25 ,  2H051CD30 ,  2H051FA01 ,  2H051FA09 ,  2H051FA48 ,  2H051FA50 ,  2H051FA52 ,  2H051FA76 ,  2H051GB11 ,  5C022AA13 ,  5C022AB28 ,  5C022AB43 ,  5C022AC69 ,  5C022AC74