特許
J-GLOBAL ID:200903089571113372

タイヤ騒音シミュレート方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 精孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-159040
公開番号(公開出願番号):特開平9-005216
出願日: 1995年06月26日
公開日(公表日): 1997年01月10日
要約:
【要約】【目的】 より実際に近いシミュレートが可能なタイヤ騒音シミュレート方法及びその装置を提供する。【構成】 タイヤが回転するときに路面と接触するトレッド上の陸部を音源となし、路面と接触する陸部の接地前端部の面積変化率が一定となる直前の面積値に対応する最大振幅値を有する減衰振動波を示す第1の関数を定義すると共に、路面と接触する陸部の接地後端部の面積変化率が一定値から減少へ転じた直後の面積値に対応する最大振幅値を有する減衰振動波を示す第2の関数を定義し、コンピュータ1によって第1及び第2の関数を路面と接触する複数の陸部に対応して合成し、該合成波を信号処理回路Aを介して可聴音として出力することによりタイヤの騒音をシミュレートする。
請求項(抜粋):
1本或いは複数の溝によって分割された複数の陸部を有するトレッド部を備えたタイヤが、平滑な路面上で回転する際に発生するタイヤ騒音をシミュレートするタイヤ騒音シミュレート方法であって、前記トレッド部が路面と接触する部位の輪郭のうち、タイヤの回転によってトレッドが非接地状態から接地状態へ変化する側の輪郭を接地前端縁とすると共に、接地状態から非接地状態へ変化する側の輪郭を接地後端縁とし、前記陸部の輪郭がタイヤの回転によって初めて前記接地前端縁と接触するときを音が発生する第1のタイミングとし、前記陸部がタイヤの回転により前記接地後端縁と交差し、前記陸部が路面に対して徐々に接地状態から非接地状態へと変化し、最終的に完全に路面から離れるまでの間で、路面に接触する陸部輪郭と前記接地後端縁によって囲まれる面積によって音が発生する第2のタイミングを定義し、音が発生する前記第1のタイミングの後、路面と接触する陸部の輪郭と前記接地前端縁とによって囲まれる部分の面積をパラメータとする減衰振動波を前記音が発生する第1のタイミングにおける音源と定義し、前記音が発生する第2のタイミングの直前で、路面と接触する陸部の輪郭と前記接地後端縁とによって囲まれる部分の面積をパラメータとする減衰振動波を、前記音が発生する第2のタイミングにおける音源と定義し、前記第1及び第2のタイミングにおける音源を、路面と接触するトレッド上の全ての陸部について時系列に合成することにより、タイヤ騒音をシミュレートすることを特徴とするタイヤ騒音シミュレート方法。
IPC (2件):
G01M 17/02 ,  B60C 11/11
FI (2件):
G01M 17/02 B ,  B60C 11/11 Z
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特公平6-027680
  • 特開昭63-229344
  • 特開平1-250831

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