特許
J-GLOBAL ID:200903089587170163

使い捨てパンツの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 白浜 吉治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-214572
公開番号(公開出願番号):特開平5-031135
出願日: 1991年07月30日
公開日(公表日): 1993年02月09日
要約:
【要約】【目的】 使用者の肌側へ起き上がる一対のフラップを有する比較的複雑な構造の使い捨てパンツを量産する。【構成】 パンツの全ての構成素材をパンツの製造ラインに沿って一定方向へ連続的に移送させるが、パンツのバックシート用の連続素材113を除く他の連続素材を積層してフラップ103を含む連続積層体に構成した後、この連続積層体を個々のパンツの幅寸法に切断して積層体片を形成し、これら積層体片を90度だけ方向転換してバックシート用の連続素材に重ねて最終の連続積層体126を構成し、この最終の連続積層体をその長さ方向中心線105を介して折り重ね、この折り重ねた最終の連続積層体の所定部位を接合して個々のパンツを画成して切り離す。
請求項(抜粋):
次の工程を含む使い捨てパンツの製造方法。a.一定方向へ移動する第1連続ウエブの上面中央域にその長さ方向に第1A及び第1B連続弾性部材を伸長下に供給し、その第1A連続弾性部材が環状形のほぼ半周を形成し、かつ、その第1B連続弾性部材がその環状形の残りのほぼ半周を形成するように湾曲させ接着して環状弾性部を形成し、その環状弾性部を前記上面中央域の長さ方向に所定間隔で配列すること。b.前記第1連続ウエブの上面の長さ方向両側縁近傍に第2連続弾性部材を伸長下にそれぞれ供給して接着すること。c.互いに隣接する前記環状弾性部の各々の、前記第1連続ウエブの幅方向における中心線の間隔寸法と等しい幅寸法を有し、前記一定方向へ移動する第2連続ウエブの上面中央域にその長さ方向に所定間隔で吸収パネルを配置して第1連続積層体を構成すること。d.前記一定方向へ移動する前記第1連続積層体の上面に第3連続ウエブを重ねて接合し、前記吸収パネルを被覆して第2連続積層体を構成すること。e.前記第2連続ウエブの幅寸法のそれぞれ二分の一以下の幅寸法を有し、前記一定方向へ移動する一対の第4連続ウエブの内側縁に沿って第3連続弾性部材を伸長下に供給して接着すること。f.前記一対の第4連続ウエブをその内側縁が互いに前記第2連続積層体の幅方向に離間するように前記第2連続積層体の上面にそれぞれ供給し、前記第4連続ウエブの外側部を前記第2連続積層体の上面両側部に接合して第3連続積層体を構成すること。g.前記第3連続積層体を互いに近接する前記吸収パネルの各々の間で緊張状態下にその幅方向に切断して積層体片を形成するとともに、その緊張状態下の積層体片を前記第1連続ウエブ及び前記第3連続積層体の移動方向に対して90度だけ旋回し、その緊張状態下の旋回した積層体片の下面を、前記互いに隣接する前記環状弾性部の各々の前記中心線から実質的にはみ出さないように前記第1連続ウエブの上面に重ねて第4連続積層体を構成すること。h.前記第4連続積層体をその上面が内面に位置するようにその長さ方向中心線を介して折り重ねること。i.前記折り重ねた第4連続積層体を互いに隣接する前記積層体片の各々の間の境界線の両側縁に沿って接合すること。j.前記境界線の両側縁に沿って接合した第4連続積層体を前記境界線上において切断すること。k.前記g工程で前記第4連続積層体を構成した後、前記j工程までの間において、前記環状弾性部で囲まれる前記第4連続積層体の一部を切除して脚開口部を形成すること。

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