特許
J-GLOBAL ID:200903089596360927

弁装置、流体供給装置及び流体噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 恩田 博宣 ,  恩田 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-039616
公開番号(公開出願番号):特開2008-200996
出願日: 2007年02月20日
公開日(公表日): 2008年09月04日
要約:
【課題】ダイヤフラムの撓む向きの変更に起因する弁体に働く荷重の変動が原因で、個体差による作動圧のばらつきを抑制できる弁装置、流体供給装置及び液体噴射装置を提供する。【解決手段】バルブユニット21において、インク供給室56と圧力室43を区画する隔壁51には弁孔52が形成されている。インク供給室56に圧縮バネ59により圧力室43側へ付勢された弁体57の軸部57bは弁孔52に挿通され、ダイヤフラム42aの内面に固着された受圧部材65に当接している。また、受圧部材65は圧力室43内に配設された負圧保持バネ66により外側へ付勢されている。圧力室43が作動圧にある状態で、弁体57の板状部57aに冠着されたシール部材60の凸部60aが弁座61に当接した閉弁状態において、ダイヤフラム42aが、フィルム部材42のフレーム40の側面における溶着位置より圧力室43側へ凹む状態になるように構成されている。【選択図】図5
請求項(抜粋):
流体供給源から流体噴射手段に流体を供給する流路の途中に設けられる圧力調整用の弁装置であって、 前記流路と上流側で連通する流体供給室と、 前記流路と下流側で連通する圧力室と、 前記圧力室の壁面の一部を構成するとともに該圧力室の内外の圧力差によって撓むダイヤフラムと、 前記ダイヤフラムに設けられた受圧部材と、 前記圧力室の流体が減った際の該圧力室の流体圧に基づき前記受圧部材に働く開弁方向の力が強まることに基づき開弁し、該開弁により前記流体供給室から流体が前記圧力室に流入した際の該圧力室の流体圧に基づき前記受圧部材に働く開弁方向の力が弱まることに基づき閉弁する弁手段とを備え、 前記弁手段の開閉により前記流体供給室の流体圧を減圧して前記圧力室を所定の作動圧に保持するように構成され、 前記弁手段が、前記圧力室が前記作動圧にある状態で開弁状態から閉弁状態になっても、前記ダイヤフラムが前記圧力室側へ凹んだ状態に保持されるように構成されていることを特徴とする弁装置。
IPC (1件):
B41J 2/175
FI (1件):
B41J3/04 102Z
Fターム (5件):
2C056EC18 ,  2C056EC32 ,  2C056KB02 ,  2C056KB08 ,  2C056KC02
引用特許:
出願人引用 (2件)

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