特許
J-GLOBAL ID:200903089607182562
遷移金属錯体を用いたオレフィン重合触媒およびそれを用いたポリオレフィンの製造法
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-141616
公開番号(公開出願番号):特開平9-324010
出願日: 1996年06月04日
公開日(公表日): 1997年12月16日
要約:
【要約】【課題】新規なオレフィン重合触媒を提供し、それを用いたポリオレフィンの製造法を提供すること。【解決手段】新規な構造を有した遷移金属化合物および活性化助触媒、または新規な構造を有した遷移金属化合物、活性化助触媒および有機アルミニウム化合物からなるオレフィン重合触媒を用いる。
請求項(抜粋):
(A)下記一般式(1)【化1】(式中、R1、R2およびR3は各々独立して水素、炭化水素基、ヘテロ原子含有炭化水素基または炭化水素基もしくはヘテロ原子含有炭化水素を置換基として有するシリル基であり、Mは周期表4ないし6族の遷移金属であり、R4は水素、ハロゲン、炭化水素基、ヘテロ原子含有炭化水素基または炭化水素基もしくはヘテロ原子含有炭化水素基を置換基として有するアルコキシ基もしくはアミド基であり、nは2、3または4である。)で表される遷移金属化合物、および(B)下記一般式(2)ないし(5)[HL1][E(Ar)4] (2)[AL2m][E(Ar)4] (3)[D][E(Ar)4] (4)E(Ar)3 (5)(式中、Hはプロトンであり、Eはホウ素原子またはアルミニウム原子である。L1はルイス塩基、L2はルイス塩基または置換もしくは無置換のシクロペンタジエニル基である。Aはリチウム、鉄および銀からなる群より選ばれる1種の金属の陽イオンであり、Dはカルボニウムカチオンまたはトロピリウムカチオンである。Arは炭素数6〜24のアリール基、アラルキル基、またはハロゲン、炭化水素基もしくはヘテロ原子含有炭化水素基を置換基として有するアリール基もしくはアラルキル基である。mは0、1または2である。)のいずれかで表される化合物、アルミノキサン、変性粘土鉱物もしくは塩化マグネシウム(以下、上記の一般式(2)ないし(5)によって表される化合物、アルミノキサン、変性粘土鉱物および塩化マグネシウムを総称して活性化助触媒とする。)からなることを特徴とするオレフィン重合触媒。
IPC (3件):
C08F 4/655 MFG
, C08F 4/657
, C08F 10/00
FI (3件):
C08F 4/655 MFG
, C08F 4/657
, C08F 10/00
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