特許
J-GLOBAL ID:200903089608537828

マスタシリンダ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥山 尚男 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-207994
公開番号(公開出願番号):特開平10-044967
出願日: 1996年08月07日
公開日(公表日): 1998年02月17日
要約:
【要約】【課題】 ばね機構を構成する戻しばねを、プライマリピストンまたはセカンダリピストンに一体化させる。【解決手段】 ボディ本体2とキャップ3とによってシリンダハウジング1を構成し、シリンダハウジング1内に嵌装されたスリーブ8により、案内される第1、第2のピストン6,7を摺動可能に設けるとともに、第1、第2の圧力室9,10を画成して、そこにばね機構11,12を配設して、第1、第2のピストン6,7を後退方向へ付勢するマスタシリンダであり、前記第1のピストン6または前記第2のピストン7の前面に、先端が開口する凹部6a,7aを形成するとともに、該凹部6a,7aの周縁でその底面近傍に拡径溝または凹溝6c,7cを形成し、該拡径溝または凹溝6c,7c内に、前記ばね機構11,12の戻しばね36,37の外周部に拡径部36a,37aを形成させて係合させる。
請求項(抜粋):
一端に開口部を有するボディ本体と、該ボディ本体の開口部に結合させるキャップとによってシリンダハウジングを構成し、前記キャップ内に嵌挿されるとともに、該シリンダハウジング内に嵌装されたスリーブによって案内される第1、第2のピストンを摺動可能に設け、該第1、第2のピストンと前記キャップとによって第1の圧力室を、前記第2のピストンと前記ボディ本体とによって第2の圧力室をそれぞれ画成し、該第1、第2の圧力室内にそれぞれ戻しばねを配設して、前記第1、第2のピストンを後退方向へ付勢するマスタシリンダにおいて、前記第1のピストンまたは前記第2のピストンの前面に、先端が開口する凹部を形成するとともに、該凹部の周縁でその底面近傍に拡径溝または凹溝を形成し、該拡径溝または凹溝内に前記戻しばねの外周部を拡径させて係合させることを特徴とするマスタシリンダ。

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