特許
J-GLOBAL ID:200903089609599762

液体計量採取装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-105845
公開番号(公開出願番号):特開平7-280632
出願日: 1994年04月11日
公開日(公表日): 1995年10月27日
要約:
【要約】【目的】 広範囲の粘性を持つ液体原料の実験室規模における小量の計量採取に使用される、高精度の自動化された液体計量採取装置を提供する。【構成】 移送装置に搭載された複数の液体容器(1)のそれぞれの下部に非磁性材質による小径のシリンダーと、強磁性体の材質によるピストンによって構成されるポンプを直結し、シリンダー(2)の外部に円筒磁石(3)を嵌合させ、該円筒磁石を上下方向に採取液量に対応したストローク幅を与える駆動装置をコンピュータの制御で駆動せしめ、内部のピストン(4)を磁力により間接的に遊動させ、ポンプ作用により指定された液量を吐出させ、採取用の移送装置に搭載された複数の容器に順次採取し、採取重量を秤量して精密に最終の採取量を確認調整する液体計量採取装置。
請求項(抜粋):
液体原料を収容する容器の底部に下方向に対して非磁性材質による小径のパイプ状シリンダを下方向に取りつけ、該シリンダと容器底部との取付け位置付近に下方向に液体を通過させ上方向には通過させない逆止弁を設けけ、下端部には液体の吐出ノズルを設ける。該シリンダ内部には自由に往復遊動可能な強磁性体材質によるピストンを嵌合させ、該ピストンの中心部に液体を流通させ得る導管を遊動方向に貫通させ、該導管内部、望ましくは導管の出入口の位置に下方向に液体を通過させ、上方向には通過させない逆止弁を取り付ける。前記シリンダ外部には自由に上下方向に摺動可能な円筒状の磁石を嵌合させ、該円筒磁石をコンピュータによって制御された、駆動幅調整可能な上下動の駆動装置によって液体原料の採取量に対応したストローク幅の上下駆動を行なわせて、シリンダの外部より該円筒磁石の磁気の作用により非接触状態でシリンダ内の該ピストンを上下方向に遊動させる事により定量吐出ポンプを形成せしめ、シリンダ下部の吐出口より必要な量の液体を吐出させて下部に置かれた採取容器内に採取する方式を特徴とする液体計量採取装置。
IPC (3件):
G01G 13/04 ,  G01G 13/00 ,  G01G 19/22

前のページに戻る