特許
J-GLOBAL ID:200903089614457038
手術器具の位置表示装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
杉谷 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-087847
公開番号(公開出願番号):特開平7-265330
出願日: 1994年03月31日
公開日(公表日): 1995年10月17日
要約:
【要約】【目的】 キャリブレーションを正確に行って手術器具の位置表示を正確に行うことができる。【構成】 断層像の収集時は、被検体Mの体表面にマーカーを取付けてマーカーとともにX線CT装置で断層像を撮影し、断層像の画像データを固有空間座標で画像メモリ14に格納する。次に、変換式指定部11を介してキャリブレーション器具用変換式を指定する。そして磁気センサ3bをキャリブレーション器具に取付け、滅菌袋を介することなく直接その先端部で体表面上のマーカーを指示する。キャリブレーション器具の位置情報は、キャリブレーション器具用変換式と位置情報変換部12によってその先端部の位置を含む変換位置情報に変換される。この変換位置情報(実空間座標)と画像データ上のマーカーの固有空間座標とをキャリブレーション部20が対応付けて画像メモリ14の画像データを実空間座標に変更する。
請求項(抜粋):
予め収集しておいた被検体の関心部位の画像上に、手術中に被検体内に差し入れられる手術器具の位置を重ね合わせ表示する手術器具の位置表示装置であって、(a)被検体の関心部位の体表面に取り付けたマーカーとともに、被検体の関心部位の位置ごとに関心部位の断層像の画像データを固有空間座標で記憶する画像記憶手段と、(b)被検体内に差し入れられる手術器具と、(c)前記マーカーを指示するためのキャリブレーション器具と、(d)前記手術器具の形状・大きさに応じてその先端部の位置を算出するための手術器具用変換式と、前記キャリブレーション器具の形状・大きさに応じてその先端部の位置を算出するためのキャリブレーション器具用変換式とを予め格納する変換式格納手段と、(e)前記変換式格納手段に格納された複数の変換式のうち所要の変換式を指定するための変換式指定手段と、(f)前記手術器具または前記キャリブレーション器具の実空間座標と方向とを順次検出し、位置情報として順次出力する位置検出手段と、(g)前記指定された変換式により前記位置検出手段からの位置情報を変換して前記手術器具または前記キャリブレーション器具の先端部の位置を含む変換位置情報を求める位置情報変換手段と、(h)前記キャリブレーション器具の先端部で被検体の体表面のマーカーを指示し、このときの前記位置情報変換手段からの変換位置情報と、前記画像記憶手段に格納された画像データ上のマーカーの固有空間座標とを対応付けることによって前記画像記憶手段に格納された画像データの固有空間座標を実空間座標に変更するキャリブレーション手段と、(i)術中に前記位置情報変換手段からの手術器具の変換位置情報に応じた画像データを前記画像記憶手段から選択する画像選択手段と、(j)前記選択された画像データ上の、前記術中の変換位置情報の示す位置に、手術器具の位置を示す所定パターンを重ね合わせる画像合成手段と、(k)前記画像合成手段によって合成された画像を表示する表示手段と、を備えたことを特徴とする手術器具の位置表示装置。
IPC (2件):
A61B 19/00 510
, A61B 6/12
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