特許
J-GLOBAL ID:200903089619520129

放電管

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松田 宗久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-110213
公開番号(公開出願番号):特開2001-093644
出願日: 2000年04月12日
公開日(公表日): 2001年04月06日
要約:
【要約】【課題】 所定電位の放電を繰り返し安定させて発生させることのできる放電管を得る。【解決手段】 気密筒10の内側壁中央に、1本の第1放電トリガ線50を気密筒10の上端面に形成されたメタライズ面40とほぼ平行に気密筒10の内側壁を横断してループ状に形成する。気密筒10の上部内側壁と下部内側壁とのそれぞれには、1本ないし複数本の第2放電トリガ線60を上下に起立させて形成する。第2放電トリガ線60の先端は、第4平面37とほぼ同一面上又は第5平面39とほぼ同一面とに位置させ、第2放電トリガ線60の後端は、その近くのメタライズ面40に接続する。そして、気密筒10内の中央で対向する上部放電電極先端の放電面23と下部放電電極先端の放電面25との間に所定電位の放電を繰り返し安定させて発生させる。
請求項(抜粋):
絶縁体からなる気密筒の上端開口部と下端開口部とが、該気密筒の上端面と下端面とに形成されたメタライズ面のそれぞれに接合された上部放電電極と下部放電電極とにより、気密に封止されてなる放電管であって、前記気密筒内の中央で対向する上部放電電極先端の放電面と下部放電電極先端の放電面との間の放電ギャップの中央を横切る第1平面上に位置する前記気密筒の内側壁中央に、1本の第1放電トリガ線が前記メタライズ面とほぼ平行に気密筒の内側壁を横断してループ状に形成され、前記気密筒の上部内側壁には、1本ないし複数本の第2放電トリガ線が、その先端を前記上部放電電極先端の放電面を含む第2平面と上部放電電極側の前記メタライズ面との間の中央を横切る第4平面とほぼ同一平面上に位置させて、上下に起立させて形成されて、その第2放電トリガ線の後端が、その近くの上部放電電極側の前記メタライズ面に接続され、前記気密筒の下部内側壁には、1本ないし複数本の第2放電トリガ線が、その先端を前記下部放電電極先端の放電面を含む第3平面と下部放電電極側の前記メタライズ面との間の中央を横切る第5平面とほぼ同一平面上に位置させて、上下に起立させて形成されて、その第2放電トリガ線の後端が、その近くの下部放電電極側の前記メタライズ面に接続されてなることを特徴とする放電管。
IPC (2件):
H01T 2/02 ,  H05B 41/04
FI (2件):
H01T 2/02 D ,  H05B 41/04 Z

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