特許
J-GLOBAL ID:200903089620806508
スパークプラグ製造方法及び製造装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
菅原 正倫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-336744
公開番号(公開出願番号):特開2000-164322
出願日: 1998年11月27日
公開日(公表日): 2000年06月16日
要約:
【要約】【課題】 被処理スパークプラグの個体間で、接地電極の押圧による曲げ加工後のスプリングバック量にばらつきがあっても、ギャップ間隔を正確かつ効率的に調整することができるスパークプラグ製造装置を提供する。【解決手段】 被処理スパークプラグの接地電極W2に対し、試験押圧によって接地電極W2に生ずる第一SB量u1を測定し、その値から続く調整押圧時の第二SB量u2’を予測する。この第二SB量u2’は、各被処理スパークプラグ特有の値であり、これを加味した押圧量により調整押圧を行うことで、被処理スパークプラグWの個体間で接地電極のSB量に差が生じていても、その影響を軽減してギャップ間隔を目標値に確実に調整することができる。
請求項(抜粋):
絶縁体中に配置された中心電極と、その絶縁体の外側に配置された主体金具と、一端がその主体金具の先端側端面に結合される一方、他端側が側方に曲げ返されて側面が前記中心電極の先端面と対向することにより、該中心電極先端面との間に火花ギャップを形成する接地電極とを備えたスパークプラグの製造方法であって、前記火花ギャップのギャップ間隔を調整するために、被処理スパークプラグの接地電極に対し、押圧パンチを用いて前記中心電極の先端面に近づく向きに試験押圧を加えることにより、該被処理スパークプラグのギャップ間隔を到達目標ギャップ間隔gtよりも小さくならない範囲で減少させる試験押圧工程と、その試験押圧工程が終了した前記接地電極に対し、押圧パンチを用いて前記火花ギャップが前記到達目標ギャップ間隔gtに到達するために必要な調整押圧を行う調整押圧工程と、前記試験押圧工程の実施時に、前記試験押圧工程において前記接地電極に生ずるスプリングバック量(以下、結果第一SB量という)u1を測定する第一SB量測定工程と、前記調整押圧工程にて前記接地電極に生ずるスプリングバック量(以下、第二SB量という)を、測定された前記結果第一SB量u1の値に基づいて予測する第二SB量予測工程とを含み、前記調整押圧工程において、その予測された第二SB量(以下、予測第二SB量という)u2’を見込んで設定される調整押圧量s2により、前記接地電極に対し調整押圧を行うことを特徴とするスパークプラグ製造方法。
IPC (3件):
H01T 13/20
, H01T 21/02
, H01T 21/06
FI (3件):
H01T 13/20 E
, H01T 21/02
, H01T 21/06
Fターム (2件):
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