特許
J-GLOBAL ID:200903089630088077

距離検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-196342
公開番号(公開出願番号):特開平10-039009
出願日: 1996年07月25日
公開日(公表日): 1998年02月13日
要約:
【要約】【課題】 CWレーダでは信号の多重反射により位相差信号にリップルが含まれ、このリップルのために距離検知の精度が悪化するという問題があった。【解決手段】 位相差検出手段M3で2周波の受信信号の位相差を検出し、目標物体までの距離を検出する距離検出装置において、位相差信号の少なくとも1周期分から位相差の基準値である基準位相差を算出する基準値算出手段M4と、基準値算出手段で算出された基準位相差と、位相差信号の変動周期及び波長とから目標物体までの距離を算出する距離算出手段M5とを有する。このように位相差信号の少なくとも1周期分から得た基準位相差と、位相差信号の一定の変動周期及び波長から距離を算出するため、信号の多重反射に起因する位相差信号の変動の影響を受けることがなく高精度の距離検出を行うことができる。
請求項(抜粋):
送信手段から少なくとも異なった2つの周波数の信号を送信して目標物体で反射された信号を受信手段で受信し、該受信信号の位相差を検出し、検出した位相差信号から上記目標物体までの距離を検出する距離検出装置において、上記送信信号の周期に応じた周期で変動する上記位相差信号の少なくとも1周期分から位相差の基準値である基準位相差を算出する基準値算出手段と、上記基準値算出手段で算出された基準位相差と、上記位相差信号の変動周期及び波長とから上記目標物体までの距離を算出する距離算出手段とを有することを特徴とする距離検出装置。

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