特許
J-GLOBAL ID:200903089632270530

運転制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-122544
公開番号(公開出願番号):特開平6-332503
出願日: 1993年05月25日
公開日(公表日): 1994年12月02日
要約:
【要約】【目的】 ポンププラント遠隔監視制御装置において、流域全体での各施設の貯水能力、あるいは排水能力に対する負荷配分の最適化を可能にする。【構成】 複数のポンププラントを有し、各ポンププラントの支流域が複数の放水路、調節池等で相互に連携し合っている流域を対象とするポンププラント遠隔監視制御装置において、流域全体の物理モデルを有する流域状態予測シミュレーション手段610を備えると共に、このシミュレーション手段610の出力を用いて、水位および設備稼働に関する評価関数を計算し、現在から指定の将来時刻までの最適なレート設備制御パターンを算出するゲート設備最適化手段621、及び現在から指定の将来時刻までの最適なポンプ設備制御パターンを算出するポンププラント制御最適化手段622からなる流域設備制御最適化手段620を備えたものである。
請求項(抜粋):
複数のポンププラントを有し、各ポンププラントの支流域が複数の放水路、調節池等で相互に連携し合っている流域を対象とするポンププラント遠隔監視制御装置において、降雨予測手段の出力、流域内の河川・水路の代表点の水位を計測する流域内水位計測手段の出力、及びポンププラント、放水路ゲート、調節池ゲート等の各施設における水位、設備稼働状況、さらに、流域設備制御最適化手段からの設備稼働計画を入力として、内部に有する対象流域の物理モデルを用いて現在から指定の将来時刻までの流域状態をシミュレーションする流域状態予測シミュレーション手段と、上記流域状態予測シミュレーション手段の出力である各施設の予測水位を入力とし、これを基に水位及び設備稼働に関する評価関数を計算し、現在から指定の将来時刻までの最適なレート設備制御パターンを算出するゲート設備最適化手段、及びこの手段の出力に対する上記流域状態予測シミュレーション手段の出力である各ポンププラントの水位・流入量を基に水位及び設備稼働に関する評価関数を計算し、現在から指定の将来時刻までの最適なポンプ設備制御パターンを算出するポンププラント制御最適化手段を備える流域設備制御最適化手段と、上記流域設備制御最適化手段の出力である各設備の制御パターンを入力とし、これに基づく制御信号を各設備に出力して運転制御を行なう流域設備運転制御手段と、を具備したことを特徴とする運転制御装置。
IPC (6件):
G05B 13/04 ,  E02B 7/00 ,  E03B 5/00 ,  F04B 49/06 321 ,  G05B 13/02 ,  G05D 9/12

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