特許
J-GLOBAL ID:200903089633070535

室温で動作可能な赤外線可視光線上方変換ディスプレイシステムおよび方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-323219
公開番号(公開出願番号):特開平5-251807
出願日: 1992年12月02日
公開日(公表日): 1993年09月28日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、赤外線ポンプビームに応答して可視スペクトル内の種々の色でレーザビームを発生させ、室温で動作することを可能にするレーザや媒体や蛍光体として使用される上方変換システムを提供することを目的とする。【構成】 200 cm-1より小さいフォノン波数を有する結晶ホスト媒体および空格子点付近の希土類ドーパントイオン対が使用され、図の(a)のような2つのイオン対42,44の一方42が図の(b)のように他方のイオン44にエネルギを与え、イオン44が図の(c)のように可視光を放射するものである。ホスト媒体は式AMX3 の構造を持ち(Aは1価の金属、Mは2価の金属、Xはハロゲン)、六角形CsNiCl3 型の結晶構造を有し、室温を含めて140 °Kを越す温度で動作可能である。組成式は、例えば約0.1乃至 1%のドーパント濃度のCsCdBr3 :Erである。
請求項(抜粋):
赤外線ポンプレーザによってポンプされる上方変換レーザシステムにおいて、式AMX3 の構造を持ち、ここでAは1価の金属であり、Mは2価の金属であり、Xはハロゲンである六角形結晶構造を有するホスト媒体を含み、希土類材料でドープされている結晶レーザ作用媒体と、前記結晶レーザ作用媒体にポンプレーザビームを結合する手段と、極低温温度より上の温度で動作可能であり、レーザ作用媒体から可視出力を生成するためにレーザ作用媒体を通る反復路中のポンプレーザビームに応答して前記レーザ作用媒体によって発生された可視放射線を反射する反射手段とを具備していることを特徴とする上方変換レーザシステム。
IPC (2件):
H01S 3/117 ,  G02F 1/35

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