特許
J-GLOBAL ID:200903089635256350

真偽判別印刷物の機械的判別方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-098117
公開番号(公開出願番号):特開2000-293729
出願日: 1999年04月05日
公開日(公表日): 2000年10月20日
要約:
【要約】【課題】 真偽判別方法が目視判別に限られていたメタメリックペア印刷物を、誰もがより簡単に真偽判別できるようにする方法及びその装置を提供する。【解決手段】 波長1、波長2の近赤外線を投光する投光部、フォトダイオードで近赤外線の反射光又は透過光を受光し、アンプで出力電流の増幅及び電圧への変換を行う受光部、2つの出力電圧を比較して判別結果を表示する演算部を備えた機械的判別装置によってメタメリックペア印刷物の真偽判別を行い、メタメリックインキである第1インキ及び第2インキの近赤外線領域における性質を応用し、第1インキにおいて波長1の出力電圧は波長2より大きく十分な差があり、第2インキにおいて両方の出力電圧は等しく、波長1の出力電圧は第1インキ及び第2インキ共に等しいという3つの判別条件を満たせば、真正なメタメリックペア印刷物であると判別する。
請求項(抜粋):
通常光下では等色に見え、異なる光源では異なる色に見えるメタメリックペアインキにおいて、近赤外線領域の光学特性が相互に異なる2種類の第1インキ及び第2インキを、基材上に相対して印刷して作製したメタメリックペア印刷物の機械的判別方法であって、前記第1インキ及び第2インキにより印刷された前記メタメリックペア印刷物に向けて、それぞれ異なる波長域を持つ波長1及び波長2の2種類の近赤外線を投光する投光部と、前記メタメリックペア印刷物からの2種類の近赤外線の反射光又は透過光を受光し、それぞれの受光量に応じた電圧を出力する受光部とを備え、前記受光部からの2つの出力電圧を比較して、前記第1インキの前記2種類の波長による出力電圧の差があらかじめ設定したしきい値以上の差を有し、前記第2インキの前記2種類の波長による出力電圧が等しく、且つ前記波長1による近赤外線の投光による前記メタメリックペア印刷物からの反射又は透過による出力電圧が、第1インキ及び第2インキにおいて等しいことにより、メタメリックペア印刷物の真偽判別を行う機械的判別方法。
IPC (4件):
G07D 7/00 ,  B41J 29/00 ,  G01N 21/35 ,  G01N 21/892
FI (5件):
G07D 7/00 E ,  G07D 7/00 L ,  G01N 21/35 Z ,  G01N 21/892 A ,  B41J 29/00 Z
Fターム (45件):
2C061CL10 ,  2G051AA34 ,  2G051AB11 ,  2G051AB20 ,  2G051BA06 ,  2G051BA08 ,  2G051BA10 ,  2G051BA20 ,  2G051CA02 ,  2G051CA07 ,  2G051CB01 ,  2G051CB02 ,  2G051CC17 ,  2G051EA08 ,  2G051EB01 ,  2G051EB02 ,  2G059AA05 ,  2G059BB10 ,  2G059CC20 ,  2G059EE01 ,  2G059EE02 ,  2G059EE12 ,  2G059FF06 ,  2G059GG01 ,  2G059GG02 ,  2G059GG03 ,  2G059HH01 ,  2G059HH06 ,  2G059JJ17 ,  2G059KK01 ,  2G059KK03 ,  2G059MM01 ,  2G059MM05 ,  3E041AA01 ,  3E041AA02 ,  3E041AA03 ,  3E041BA09 ,  3E041BB02 ,  3E041BB03 ,  3E041BB06 ,  3E041BC03 ,  3E041CA09 ,  3E041CB02 ,  3E041CB08 ,  3E041DB01

前のページに戻る