特許

J-GLOBAL ID：200903089640008845

制振機能を有する複合繊維

発明者： 古泉 忠由 ,  長谷川 俊一 ,  武田 康宏
出願人/特許権者： 株式会社クラレ
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-200418
公開番号（公開出願番号）：特開平6-025920
出願日： 1992年07月03日
公開日（公表日）： 1994年02月01日
要約：

【要約】【目的】 繊維化における膠着がなく制振性能と伸縮性能とを兼ね備えた合成繊維を提供することにある。【構成】 数平均分子量2500〜40000のスチレンブロック(A)と数平均分子量が10000〜200000で3,4結合および1,2結合含有量が40%以上で、0°C以上にtanδの主分散のピークを有するイソプレンブロック(B)より構成される数平均分子量が30000〜300000のトリブロック共重合体およびポリオレフィンからなり、280°Cにおけるブロック共重合体の溶融粘度がポリオレフィンの溶融粘度より280ポイズ以上高く、且つ、繊維断面の周長の50%以上がポリオレフィンで占められている複合繊維。

請求項（抜粋）：

2種の熱可塑性ポリマーが繊維軸方向に並列的あるいは偏心的に密着している複合繊維であって、一方の熱可塑性ポリマーはビニル芳香族モノマーからなる数平均分子量2500〜40000のブロック(A)とイソプレンもしくはイソプレン-ブタジエン混合物からなり、数平均分子量が10000〜200000で3,4結合および1,2結合含有量が40%以上で、0°C以上にtanδの主分散のピークを有するブロック(B)より構成される数平均分子量が30000〜300000のブロック共重合体からなり、他方はポリオレフィン系重合体であり、280°Cにおけるブロック共重合体の溶融粘度がポリオレフィン系重合体の溶融粘度より280ポイズ以上高く、且つ、繊維断面の周長の50%以上がポリオレフィン系重合体で占められていることを特徴とする複合繊維。

IPC (6件)：

D01F 8/10 ,  D01F 6/20 ,  D01F 6/24 ,  D01F 8/06 ,  D01H 1/42 ,  D03D 15/00