特許
J-GLOBAL ID:200903089641764066

磁歪式トルクセンサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大菅 義之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-250950
公開番号(公開出願番号):特開平8-114516
出願日: 1994年10月17日
公開日(公表日): 1996年05月07日
要約:
【要約】【目的】 本発明は磁歪式トルクセンサに係り、特にうず電流の影響をなくし、温度ドリフトすることのない磁歪式トルクセンサを提供することを目的とする。【構成】 一体形成された磁性部材13の内周に形成された溝13a、13bにフレキシブルコイル14を固定し、磁性部材13の孔13a’、13b’を通してフレキシブルコイル14のリード線18を基板15の対応する端子17に半田付けする。この様に構成することで、フレキシブルコイル14が配設され、一体構成の磁性部材13を用いて回転軸に加えられるトルクの測定を行うことができ、2つ割りの磁性部材を接合して使用する場合に比べて、接合部のない磁性部材13を使用でき、温度変化に基づくうず電流の変化により零点ドリフトが発生することを防止し、トルクの正確な測定を行うものである。
請求項(抜粋):
円筒状に一体形成され、内周部に溝が形成された磁性部材と、該磁性部材に形成された溝に配設された可とう性コイルと、前記磁性部材の内周部と所定の隙間を有して回転自在に配設された回転軸と、該回転軸の周面に形成され、該回転軸に負荷されるトルクを磁気抵抗の変化として検出し、前記可とう性コイルの作成する磁束を変化させる磁歪センサと、を有することを特徴とする磁歪式トルクセンサ。

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