特許
J-GLOBAL ID:200903089643027581

鳩目穴かがりミシンの糸切り装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 喜幾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-141166
公開番号(公開出願番号):特開平7-323173
出願日: 1994年05月30日
公開日(公表日): 1995年12月12日
要約:
【要約】【目的】 下糸の切断前に下糸を確実に保持すると共に、下糸の切断後も引続き確実に保持して糸抜けを防止する。【構成】 揺動板48が待機位置から切断位置に揺動し、その過程で下糸38と芯糸34が可動メス50に捕捉される。揺動板48に配設したオープナ64が、下挟持板に配設した開放ピン62を押し下げて下挟持板を開放する。可動メス50に捕捉した芯糸34は固定板56と上挟持板58との間に保持され、下糸38は下挟持板と固定板56との間に挿入される。揺動板48が切断位置に到来する前に、オープナ64は開放ピン62から離脱し、下挟持板は閉成して下糸38を確実に保持する。可動メス50と固定メス44とにより下糸38と芯糸34とが切断され、揺動板48が待機位置に向けて揺動すると、オープナ64は開放ピン62を押し下げない姿勢となるよう揺動板48に対して揺動する。
請求項(抜粋):
加工布(26)の鳩目穴形状に沿って形成された縫目の終端から針穴板(22)および芯糸案内機構に延在する下糸(38)および芯糸(34)を挟む一方の側に配設した固定メス(44)と、他方の側に揺動自在に枢支した揺動板(48)に配設され、該揺動板(48)を待機位置から切断位置に揺動する過程で捕捉した前記下糸(38)および芯糸(34)を固定メス(44)との当接作用により切断する可動メス(50)と、前記可動メス(50)により捕捉された下糸(38)および芯糸(34)を保持する保持手段(55)とからなり、前記保持手段(55)を、固定板(56)の上側に弾性的に配設され、前記可動メス(50)に捕捉された芯糸(34)を固定板(56)との間で保持する上挟持板(58)と、固定板(56)の下側に弾性的に配設され、前記可動メス(50)に捕捉された下糸(38)を固定板(56)との間で保持する下挟持板(60)と、該下挟持板(60)に設けられ、前記揺動板(48)に配設したオープナ(64)により押し下げられて固定板(56)に対して下挟持板(60)を開放させる開放ピン(62)とから構成した鳩目穴かがりミシンにおいて、前記オープナ(64)は、揺動板(48)の揺動により可動メス(50)が固定メス(44)と当接して下糸(38)および芯糸(34)を切断する前に、前記開放ピン(62)から離脱して下挟持板(60)を閉成する形状に形成されると共に、該オープナ(64)は揺動板(48)に揺動自在に枢支され、該揺動板(48)が待機位置から切断位置に揺動する際には前記開放ピン(62)を押し下げ可能な姿勢を保持すると共に、揺動板(48)が切断位置から待機位置に揺動する際には開放ピン(62)を押し下げない姿勢に揺動し得るよう構成したことを特徴とする鳩目穴かがりミシンの糸切り装置。
IPC (2件):
D05B 65/02 ,  D05B 3/08
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開平4-026438
  • 特開平4-322694
  • 特公昭57-041270

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