特許

J-GLOBAL ID：200903089646055314

還元鉄ペレットの製造方法およびこの方法で製造した還元鉄ペレット

発明者： 宮川 一也 ,  岩切 治久 ,  城内 章治 ,  清水 正賢 ,  上條 綱雄 ,  竹中 芳通
出願人/特許権者： 株式会社神戸製鋼所
代理人 (1件)： 明田 莞
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-359132
公開番号（公開出願番号）：特開平11-241125
出願日： 1998年12月17日
公開日（公表日）： 1999年09月07日
要約：

【要約】【課題】 製鉄所で発生する、酸化鉄を含有するダストであって、特に、Zn成分を含有する高炉ダストや他のダストを用いて、高炉原料として、有害成分のZn量が少なく、適正な粒度及び強度を有し、還元率の高い還元ペレットとその製造方法を提供する。【解決手段】 酸化鉄と酸化Znを含有する1種又は2種以上のダストと、このダストを結合するのに十分な量の結合剤とを含む混合原料に鉄とZnの合計量の7から60質量%の炭素量となるように炭材を調整し、水分を添加して炭材を内装した生ペレットに造粒する。次いで、この造粒した生ペレットを乾燥した乾燥ペレットを焼結炉内に装入し、この乾燥ペレットを輻射を主とする伝熱により前記ペレットの150から900°Cまでの昇温速度を3〜13°C/秒になるように加熱し、酸化Znの還元およびZnの揮発を行なうと共に、酸化鉄を還元する。

請求項（抜粋）：

還元鉄ペレットの製造方法であって、下記の工程からなるもの。(1)酸化鉄と酸化Znを含有する1種又は2種以上のダストと、このダストを結合するのに十分な量の結合剤とを含む混合原料に鉄とZnの合計量の7から60質量%の炭素量となるように炭材を調整し、水分を添加して炭材を内装した生ペレットに造粒する工程と、(2)この造粒した生ペレットを乾燥して乾燥ペレットを製造する工程と、(3)この乾燥ペレットを焼結炉内に装入する工程と、(4)この乾燥ペレットを輻射を主とする伝熱により前記ペレットの150から900°Cまでの昇温速度を3〜13°C/秒になるように加熱し、ついで、酸化Znの還元およびZnの揮発を行なうと共に、酸化鉄を還元する工程。

IPC (4件)：

C22B 1/16 101 ,  C21B 13/10 ,  C22B 7/02 ,  F27B 17/00

FI (4件)：

C22B 1/16 101 ,  C21B 13/10 ,  C22B 7/02 A ,  F27B 17/00 Z

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 特公昭45-019569
  
• 特開昭58-141342
  
• 特開平4-052234