特許
J-GLOBAL ID:200903089653697984

表面塗料の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-081591
公開番号(公開出願番号):特開平5-287220
出願日: 1992年03月03日
公開日(公表日): 1993年11月02日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】塗料用高分子中に腐蝕抑制剤が組み込まれた腐蝕抑制用表面塗料の提供。【構成】表面塗料の皮膜形成結合剤成分に式IAまたはIB:(式中,R、R4 、R5 およびR6 は水素原子を、R1 、R2 は水素原子またはメチル基を、R7 は水素原子またはペンタデセニル基を表す。)を持つ化合物を反応させることからなる腐蝕抑制表面塗料の製造法および式IAまたはIBを持つ化合物。【効果】式IAまたはIBを持つ化合物を高分子化合物中に腐蝕抑制基として導入することにより塗料と接触する金属表面の腐蝕抑制効果が著しく向上する。
請求項(抜粋):
表面塗料の皮膜形成結合剤成分に、式IAまたはIB:【化1】〔式中,Rの各々は、独立して、水素原子、炭素原子数1ないし12のアルキル基、炭素原子数3ないし20のアルケニル基、炭素原子数1ないし4のハロゲノアルキル基、炭素原子数1ないし12のアルコキシ基、炭素原子数1ないし12のアルキルチオ基、フェニルチオ基、ベンジルチオ基、炭素原子数1ないし12のアルキルスルホニル基、フェニル基、炭素原子数7ないし15のアルキルフェニル基、炭素原子数7ないし10のフェニルアルキル基、炭素原子数5ないし8のシクロアルキル基、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、カルボキシル基、COO(炭素原子数1ないし4のアルキル)基、ヒドロキシ基、アミノ基、NHR3 、N(R3 )2 、CONH2 、CONHR3 、CON(R3 )2 、一個のO-、N-またはS-原子により中断された炭素原子数1ないし12のアルキル基、NCO、炭素原子数1ないし4のアルキレン-NCO、エポキシ基、炭素原子数1ないし4のアルキレンエポキシ基、CHOまたはCOR3 基を表し;R1 は水素原子、炭素原子数1ないし12のアルキル基;ハロゲン原子、炭素原子数1ないし4のアルキル基、炭素原子数1ないし4のアルコキシ基またはニトロ基により所望により置換されていてもよいフェニル基を表すか、またはR1 はピリジル基、チエニル基またはフリル基を表し;R2 は水素原子または炭素原子数1ないし4のアルキル基を表し;R3 は炭素原子数1ないし12のアルキル基、一個またはそれ以上のO-原子により中断されている炭素原子数3ないし12のアルキル基、炭素原子数5ないし8のシクロアルキル基、ベンジル基;ハロゲン原子、炭素原子数1ないし4のアルキル基、炭素原子数1ないし4のアルコキシ基またはニトロ基により所望により置換されていてもよいフェニル基を表すか;または2個の基:R3 は、それらが結合しているN-原子と一緒になってピロリジノ、ピペリジノまたはモルホリノ残基を形成することができ;R4 は水素原子、(CH2 )m CO2 H、(CH2 )m CO2 R8 、【化2】(CH2 )m NCO、(CH2 )m OH、(CH2 )m OSi(CH3 )3 、Si(CH3 )3 、SO2 R8 、CONHR3 、CON(R3 )2 、C(=S)NHR3 またはC(=S)N(R3 )2 を表し;mは1ないし20の整数を表し;R5 とR6 は、独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素原子数1ないし4のアルコキシ基、シアノ基、ニトロ基、炭素原子数1ないし20のアルキル基、(CH2 )n CO2 R8 、(CH2 )n CONHR3 、(CH2 )n CON(R3)2 、炭素原子数3ないし20のアルケニル基、炭素原子数7ないし10のフェニルアルキル基、フェニル基、炭素原子数5ないし8のシクロアルキル基または式IIAまたはIIB:【化3】(式中,R、R1 とR2 はそれらの前述の意味を持つ。)の基を表し;R7 は水素原子、炭素原子数1ないし20のアルキル基、一個のO-、N-またはS-原子により中断された炭素原子数1ないし20のアルキル基;炭素原子数3ないし20のアルケニル基、【化4】(CH2 )n OH、ヒドロキシ基、(CH2 )n NCO、(CH2 )n CO2 H、(CH2 )n CO2 R8 、(CH2 )n Si(OCH3 )3 またはCHOを表すか、またはR7 は式:【化5】(式中,R10はR1 の意味の一つを持つがR1 と同一の意味を必ずしも持たず、R20はR2 の意味の一つを持つがR2 と同一の意味を必ずしも持たず、R40はR4 の意味の一つを持つがR4 と同一の意味を必ずしも持たず、R50はR5 の意味の一つを持つがR5 と同一の意味を必ずしも持たず、R60はR6 の意味の一つを持つがR6 と同一の意味を必ずしも持たず、そしてR70はR7 の意味の一つを持つがそれと同一の意味を必ずしも持たない。)の残基を表し;またはR5 とR7 、またはR6 とR7 は、フェノールまたはフェノキシ環に融合して、炭素環または複素環を形成することができ、その際そのヘテロ原子はO、NまたはSであり、そしてその環は炭素原子数1ないし4のアルキル基、炭素原子数1ないし4のアルコキシ基またはハロゲン原子の置換基で所望により置換されていてもよく、但し、R4 が水素原子を表す場合、R7 は水素原子または炭素原子数1ないし20のアルキル基以外の上で定義した意味の一つを持ち;R8 はハロゲン原子またはヒドロキシ基により任意に置換されていてよい炭素原子数1ないし20のアルキル基を表すか、または一個またはそれ以上のO-原子により中断されていて一個またはそれ以上のヒドロキシ基、フェニル基、炭素原子数7ないし15のアルキルフェニル基または炭素原子数7ないし10のフェニルアルキル基により置換されている炭素原子数3ないし20のアルキル基を表し;そしてnは0または1ないし20の整数を表す。〕を持つ化合物を反応させることからなる腐蝕抑制表面塗料の製造法。
IPC (6件):
C09D 5/08 PQH ,  C09D 5/00 PPF ,  C09D 5/44 PRL ,  C09D201/02 PDM ,  C25D 13/06 ,  C25D 13/10

前のページに戻る