特許
J-GLOBAL ID:200903089671246892

環状フェノール硫化物およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 折口 信五
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-070902
公開番号(公開出願番号):特開平9-227553
出願日: 1996年03月04日
公開日(公表日): 1997年09月02日
要約:
【要約】【課題】 一般式(1)(式中、Xは水素原子、炭化水素基又はアシル基、Yは水素原子、炭化水素基、ハロゲン化炭化水素基、-COR1、-OR2、-COOR3、-CN、-CONH2、-NO2、-NR4R5、ハロゲン原子、SO4R6又はSO3R7、mは1〜7の整数、nは3以上の整数である。)で表される環状フェノール硫化物を提供する。【解決手段】 一般式(2)(式中、Yは水素原子又は炭化水素基である。)で表されるフェノール類と、該フェノール類1グラム当量に対し0.1グラム当量以上の単体硫黄を、該フェノール類1グラム当量に対し0.005グラム当量以上のアルカリ金属試薬及びアルカリ土類金属試薬から選ばれる少なくとも1種の金属試薬の存在下、反応させる。必要に応じ、得られた環状フェノール硫化物の水酸基、Yの置換基を他の置換基に誘導する。
請求項(抜粋):
一般式(1)【化1】(式中、Xは水素原子、炭化水素基又はアシル基であり、Y1は水素原子、炭化水素基、ハロゲン化炭化水素基、-COR1、-OR2、-COOR3、-CN、-CONH2、-NO2、-NR4R5、ハロゲン原子、-SO4R6又は-SO3R7であり、R1、R2、R3、R4、R5、R6又はR7は水素原子又は炭化水素基であり、nは3以上の整数であり、mは1〜7の整数であり、複数のSmのmはそれぞれ同一であってもよいし、異なってもよい。また、複数のX又はY1は、それぞれ同一であってもよいし、異なってもよい。)で表されることを特徴とする環状フェノール硫化物。

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