特許
J-GLOBAL ID:200903089673556627

ライブラリ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹内 進 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-189784
公開番号(公開出願番号):特開平7-044335
出願日: 1993年07月30日
公開日(公表日): 1995年02月14日
要約:
【要約】【目的】置き誤り障害の復旧処理の時間短縮と復旧処理中の媒体同士の衝突を回避する。またインタフェース系障害と置き誤り障害が重複した場合のCEコール障害となるアクセッサ動作禁止によるシステムダウンを回避する。【構成】置き誤り障害が発生した際に、搬送制御手段(アクセッサ・コントローラ)56は、搬送装置12-1が保持している媒体を第1退避セル98に格納すると共に、移動先セルの他の媒体を取出して第2退避セル100に格納し、更に、前記第1、2退避セル98、100に媒体を格納したことを示す置き誤り媒体情報90を記憶して障害終了させる。インタフェース系の障害が発生した際に、交代パスを使用して移動元セルと移動先セルの媒体の有無を調べ、移動元セルおよび移動先セルの両方に媒体が無かった場合は、置き誤り媒体情報90を調べて退避先セルに媒体があれば、第1退避セル98から移動先セルに媒体を搬送で障害を復旧させる。
請求項(抜粋):
磁気テープカートリッジ等の記憶媒体の読み書きを行う記憶再生装置(62)と、前記記憶媒体の投入と排出を行う投入排出装置(20)と、前記記憶媒体を複数格納する媒体保管庫(10)と、前記記憶媒体を媒体保管庫(10)と記憶再生装置(62)又は媒体保管庫(10)と投入排出装置(20)との間で搬送する少なくとも2台の搬送装置(12-1,12-2)と、前記搬送装置(12-1,12-2)を制御する搬送制御手段(56)とを備えたライブラリ装置に於いて、前記搬送制御手段(56)に、搬送命令で指定された移動元セルから媒体を前記搬送装置(12-1)で取り出し、前記搬送命令で指定された移動先セルに運んで格納する命令実行手段(84)と、該命令実行手段(84)で指定された移動先セルに他の媒体が既に格納されていて搬送した媒体を格納できない置き誤り障害が発生した際に、前記搬送装置(12-1)が保持している媒体を第1退避セル(98)に格納すると共に、同じ搬送装置(12-1)で前記移動先セルに格納している他の媒体を取出して第2退避セル(100)に格納し、更に、前記第1退避セルおよび第2退避セルの各々に媒体を格納したことを示す置き誤り媒体情報(90)を記憶して障害終了させる置き誤り障害処理手段(86)と、インタフェース系の障害が発生した際に、交代パスを使用して移動元セルと移動先セルの媒体の有無を調べ、移動元セルおよび移動先セルの両方に媒体が無かった場合は前記置き誤り媒体情報(90)を調べて退避先セルに媒体があれば、第1退避セル(98)を移動元とした前記移動先セル媒体搬送で障害を復旧させるインタフェース障害処理手段(88)と、を設けたことを特徴とするライブラリ装置。
IPC (2件):
G06F 3/06 550 ,  G11B 15/68

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