特許
J-GLOBAL ID:200903089675816707

自動周波数制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 喜平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-164070
公開番号(公開出願番号):特開平6-350405
出願日: 1993年06月08日
公開日(公表日): 1994年12月22日
要約:
【要約】【目的】 比較的簡単な構成で、電源のオン/オフの頻度が大きい場合にも、常に高速で受信同期の確立を図る。【構成】 ミキサ11,12はローカル発振信号Soと受信入力信号Saとを乗算してI信号とQ信号に変換し、搬送波再生回路15で復調され、さらに、受信同期判定回路16で受信同期を判定する。この同期判定信号StをAFC回路18に出力する。周波数オフセット値推定回路17は、受信同期がとれない場合に周波数オフセット値を推定し、その周波数オフセット値に基づくAFC電圧Svの変化で受信同期がとれるまで、動作を繰り返す。そして、受信同期がとれたAFC電圧Svの値を不揮発性メモリ19に書き込む。この後の電源オン時に不揮発性メモリから読み出したAFC電圧Svの値でローカル発振器13を制御して、受信同期がとれていた電源断前の動作におけるローカル発振信号Soで初期動作を開始する。
請求項(抜粋):
周波数制御電圧によってローカル発振周波数を制御するローカル発振手段と、前記ローカル発振信号と受信信号を直交検波する直交検波手段と、前記直交検波手段からの直交検波信号における周波数オフセット値を推定する周波数オフセット値推定手段と、前記直交検波手段からの直交検波信号より搬送波を再生して復調を行う搬送波再生手段と、この搬送波再生手段からの信号より受信同期がとれた場合に同期信号を出力する同期判定手段と、前記周波数オフセット値推定手段からの周波数オフセット値と前記同期判定手段からの同期信号に基づいた値の周波数制御電圧をローカル発振手段に送出する自動周波数制御手段と、前記同期判定手段から同期信号が出力された場合の前記周波数制御電圧の値を記憶する不揮発性記憶手段とを有し、電源投入時に不揮発性記憶手段から読み出した周波数制御電圧によってローカル発振手段が発振周波数を決定して出力し、また、前記同期判定手段から同期信号が出力されない場合に周波数オフセット値推定手段からの周波数オフセット値に基づいて前記周波数制御電圧値を変化させることを特徴とする自動周波数制御装置。
IPC (2件):
H03J 7/02 ,  H04B 7/212
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭52-127706
  • 特開平3-088457

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