特許
J-GLOBAL ID:200903089676311617

高圧及び低圧タービン複合式シュラウドのエンドレール冷却法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 研一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-107880
公開番号(公開出願番号):特開2002-004805
出願日: 2001年04月06日
公開日(公表日): 2002年01月09日
要約:
【要約】【課題】 エンドレール冷却用のガスタービンエンジン冷却構成部品。【解決手段】 ガスタービンエンジンの高圧及び低圧タービンセクション用のシュラウドセグメントのような、セグメントに分けられたタービン冷却構成部品は、減衰及び主シールの間の中間圧力空洞中に供給される冷却空気を組み合わせることによって、次いで下部減衰シールスロットの底部壁面中の凹みで、減衰シールの下方の側面パネルの部分を空気でインピンジ冷却することによって、タービン構成部品の側面レールまたはパネルに優先的な冷却を施すのに役立つ。タービン構成部品の側面パネルは、上部主シールスロット、及び、その長さ方向に沿って複数の交互に入れ代わるランド及び凹みを有する底部壁面と、下部スロット中にランドの上方で開口する出口を有する複数の冷却空気通路とを備える下部減衰シールスロットを有する。
請求項(抜粋):
ガスタービンエンジン用のタービンエンジン冷却構成部品(130)であって、(a)円周方向の前縁(132)と、(b)前記前縁(132)から間隔を置いて配置された円周方向の後縁(136)と、(c)前記前縁及び後縁(132,136)に接続され、背面(200,204)及び前記タービン構成部品(130)の前記前縁(132)から前記後縁(136)に向かう方向に移動するガスタービンエンジンのガス主流(210)と接触する湾曲した内側表面(208)を有する湾曲した基部(196)と、(d)前記前縁及び後縁(132,136)に接続された、1対の間隔を置いて配置される対向する軸方向側面パネル(214)と、を含み、(e)前記側面パネル(214)の各々は、各側面パネル(214)の前記前縁(132)から前記後縁(136)まで縦方向に延びる、減衰スプラインシール(404)の端縁(408)を受入れることができる、下部減衰スプラインシールスロット(242)を有し、各下部スロット(242)は少なくとも底部壁面(256)及び上部壁面(264)を有し、(f)前記側面パネル(214)の各々は、前記下部スロット(242)の上方に間隔を置いて配置され、各側面パネル(214)の前記前縁(132)から前記後縁(136)まで縦方向に延びる、主スプラインシール(412)の端縁(416)を受入れることができる、上部主スプラインシールスロット(246)を有し、各上部スロット(246)は、少なくとも底部壁面(266)及び上部壁面(274)を有し、さらに(g)前記基部(196)を貫通してその前記背面(200,204)から延び、前記上部スロット(246)の前記底部壁面(266)及び前記下部スロット(242)の前記底部壁面(256)の間で前記側面パネル(214)の少なくとも1つに開口する間隔を置いて配置された出口(292)を有する複数の冷却空気通路(286)と、(h)前記下部スロット(242)の長さ方向に沿いかつ前記上部スロット(246)の前記底部壁面(266)の下方に位置し、前記減衰シール(404)が前記下部スロット(242)中に配置されたときに、それを覆ってその上を流れる空気を受入れ、その空気流れを前記端縁(408)を周って前記減衰シール(404)の下側に通すことができる、複数の間隔を置いて配置された空気流れ経路(282)と、を含む、ことを特徴とするタービンエンジン冷却構成部品(130)。
IPC (2件):
F01D 9/04 ,  F01D 25/24
FI (3件):
F01D 9/04 ,  F01D 25/24 K ,  F01D 25/24 P
Fターム (2件):
3G002GA13 ,  3G002GB01

前のページに戻る