特許
J-GLOBAL ID:200903089684194743

電磁波遮蔽性成形品の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 阪本 善朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-208413
公開番号(公開出願番号):特開平7-040385
出願日: 1993年07月30日
公開日(公表日): 1995年02月10日
要約:
【要約】【目的】 表皮層を製造するための成形装置を別途設備しなくても、端壁に至るまで電磁波遮蔽性に優れた電磁波遮蔽性成形品を製造できるようにする。【構成】 一方の型1および他方の型2を型締めして電磁波遮蔽性中空成形品11の外面を規制するキャビティ3とこれに連通路5によって連通された樹脂逃げ部4を形成し、キャビティ3へ射出ノズル6より外層樹脂8を射出する。ついで、前記外層樹脂8の内部へ内層樹脂9を射出しつつあるいは射出したのち加圧流体を内層樹脂9の内部へ圧入して小中空部10を形成し、引続き加圧流体を圧入することによって小中空部10を拡大させていくことにより、樹脂逃げ部4へ順次外層樹脂8および内層樹脂9を押し出して端壁11bを横断するように内層9aが介在した電磁波遮蔽性中空成形品11を製造する。
請求項(抜粋):
電磁波遮蔽性に優れた樹脂からなる内層と表面外観性に優れた樹脂からなる外層とが積層された電磁波遮蔽性成形品を製造する方法であって、前記電磁波遮蔽性成形品の外面を規制するキャビティと前記キャビティのうちの前記電磁波遮蔽性成形品の端壁を規制する部位に連通された樹脂逃げ部を備えた分割形式の金型を用い、前記金型を型締めしたのち、前記キャビティ内へ前記表面外観性に優れた樹脂からなる外層を構成する溶融樹脂を射出し、ついでその内部へ前記電磁波遮蔽性に優れた樹脂からなる内層を構成する溶融樹脂を射出しつつまたは射出したのち、その内部へ加圧流体を圧入して中空部を形成することによって前記キャビティに沿って成形すると同時に順次余剰の前記外層を構成する溶融樹脂および前記内層を構成する溶融樹脂を前記樹脂逃げ部へ押し出すことを特徴とする電磁波遮蔽性成形品の製造方法。
IPC (4件):
B29C 45/16 ,  B29C 49/06 ,  H05K 9/00 ,  B29L 31:34

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