特許
J-GLOBAL ID:200903089684619752

水溶性アゾ化合物、その製法及び該化合物を染料として使用する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-117338
公開番号(公開出願番号):特開平5-202307
出願日: 1992年05月11日
公開日(公表日): 1993年08月10日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】 式(1)D°-N=N-K° (1)[式中D°は式(2)、(2a)又は(2b)K°は式(2A)又は(2B)Yはアルカリにより脱離してビニル基を形成することができる置換基;Xは塩素又は臭素;RはH、C1〜4アルキル、フェニル又はハロゲン;Zは式(3);Aはハロゲン又はシアノアミド;R°はH又はC1〜4アルキル;R20,R21は水素又は(置換)C1〜4アルキル、Vは0.1;Gは1,3-フェニレン基等;-K-N(R°)-は水溶性カップリング成分の二価残基;Dは式(6);MはH、アルカリ金属R*はH、スルホ、C1〜4アルキルである]で示されるアゾ化合物。【効果】 アゾ化合物は、ヒドロキシ及び/又はカルボンアミド基を含有する材料、特に繊維を染色するための染料として適する。
請求項(抜粋):
一般式(1)D°-N━N-K° (1)[式中D°は一般式(2)、(2a)又は(2b)【化1】〔式中Yはアルカリにより脱離してビニル基を形成することができる置換基であり、Xは塩素又は臭素でありそしてRは水素、1乃至4個の炭素原子を有するアルキル、フェニル又はハロゲンであり〕で示される残基でありそしてK°は一般式(2A)又は(2B)【化2】〔式中R°は水素又は1乃至4個の炭素原子を有するアルキルであり、Zは一般式(3)【化3】(式中Aはハロゲン又はシアノアミドであり、R20は水素又は1乃至4個の炭素原子を有するアルキルであるか、又は1乃至4個の炭素原子を有するアルキルであり、これはスルホ、カルボキシ、スルファト、ホスファト、ヒドロキシ、メトキシ、エトキシ、フェニル、モノスルホフェニル又はジスルホフェニルにより置換されているか、又は1乃至6個の炭素原子を有するアルキルであり、これは一般式-SO2-CH=CH2 又は -SO2-CH2-CH2-Y1 (式中Y1 はYに関する上記の意味の一つを有するか又はヒドロキシ基である)で示される基により置換されているか、又は2乃至8個の炭素原子を有するアルキルであり、これは、式 -O- 、 -NH- 及び-(NR°)-(式中R°は上記の意味を有する)よりなる群から選ばれた1又は2個のヘテロ基により中断されておりそして一般式 -SO2-CH=CH2 又は -SO2-CH2-CH2-Y1 (式中Y1 は上記の意味を有する)で示される基より置換されていることができ、そしてR21は水素又は1乃至4個の炭素原子を有するアルキルであるか、又は1乃至4個の炭素原子を有するアルキルであり、これはスルホ、カルボキシ、スルファト、ホスファト、ヒドロキシ、メトキシ、エトキシ、フェニル、モノスルホフェニル又はジスルホフェニルにより置換されているか、又は5又は6個の炭素原子を有するシクロアルキレンであり、これは1、2又は3個のメチル基により置換されていることができるか、又はフェニル残基であり、これはメチル、エチル、メトキシ、エトキシ、塩素、スルホ及びカルボキシよりなる群から選ばれた置換基により、又はこれら置換基の1又は2個によりそして一般式 -SO2-CH=CH2 及び/又は -SO2-CH2-CH2-Y1 (式中Y1 は上記の意味を有する)で示される1又は2個の基により、又は -SO2-CH=CH2 及び/又は -SO2-CH2-CH2-Y1 なる1又は2個の基により置換されていることができるか、又は1乃至6個の炭素原子を有するアルキル残基であり、これは一般式 -SO2-CH=CH2 又は -SO2-CH2-CH2-Y1 (式中Y1 は上記の意味を有する)で示される基により置換されているか、又は2乃至8個の炭素原子を有するアルキルであり、これは、式-O- 、 -NH- 及び-(NR°)-(式中R°は上記の意味を有する)よりなる群から選ばれた1又は2個のヘテロ基により中断されておりそして一般式 -SO2-CH=CH2 又は -SO2-CH2-CH2-Y1 (式中Y1 は上記の意味を有する)で示される基より置換されていることができるか、又はR20及びR21は、窒素原子と共に5- 又は6- 員複素環式残基を形成し、これは1又は2個の別のヘテロ基を含有することができる)で示される残基であり、Eは一般式(4a)、(4b)、(4c)又は(4d)【化4】(式中R1 は、水素、1乃至4個の炭素原子を有するアルキル、シアノ、カルボキシ、2乃至5個の炭素原子を有するカルボアルコキシ、カルバモイル又はフェニルであり、Qはベンゼン又はナフタリン環であり、R2 は、水素、1乃至4個の炭素原子を有するアルキル、1乃至4個の炭素原子を有するアルコキシ、フッ素、臭素、塩素、スルホ、カルボキシ、2乃至5個の炭素原子を有するカルボアルコキシ、トリフルオルメチル、カルバモイル又はN-(C1 〜C4-アルキル)-カルバモイルである--Qがベンゼン環であるなら--か、又はR2 は水素又はスルホであり--Qがナフタリン環であるなら--、R3 は水素、1乃至4個の炭素原子を有するアルキル、1乃至4個の炭素原子を有するアルコキシ、塩素、又はスルホである--Qがベンゼン環であるなら--か、又は水素又はスルホであり--Qがナフタリン環であるなら--、R4 は水素、1乃至4個の炭素原子を有するアルキル、1乃至4個の炭素原子を有するアルコキシ、臭素、塩素、トリフルオルメチル、スルホ、カルボキシ又はシアノであり、R5 は水素、1乃至4個の炭素原子を有するアルキル、1乃至4個の炭素原子を有するアルコキシ、塩素、アミノ、1乃至4個の炭素原子を有するアルキルアミノ、2乃至5個の炭素原子を有するアルカノイルアミノ、ベンゾイルアミノ、ウレイド、N′- フェニルウレイド、N′-(C1 〜C4-アルキル)-ウレイド、フェニルスルホニル又は1乃至4個の炭素原子を有するアルキルスルホニルであり、R6 は水素又はスルホであり、Mは水素又はアルカリ金属であり、mは1又は2の数である)で示される残基であり、vは零又は1の数でありそして-K- N(R°)-は水溶性カップリング成分の二価残基であり、Gは1- アミノ- 8- ヒドロキシ- 3,6- 又は- 4,6- ジスルホ- ナフト- 2,7- イレン残基又は1,3- フェニレン残基であり、これはヒドロキシ又はアミノ基により置換されておりそして付加的にスルホ、1乃至4個の炭素原子を有するアルキル、ヒドロキシ及び/又はアミノにより置換されていることができるか又は1,8- ジヒドロキシ- 3,6- 又は- 4,6- ジスルホ- ナフト- 2,7- イレン残基でありそしてDは一般式(6)【化5】(式中Mは上記の意味の一つを有する)で示される残基である〕で示される残基である]に相当するアゾ化合物。
IPC (3件):
C09B 62/51 ,  C09B 62/513 ,  D06P 1/38

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