特許
J-GLOBAL ID:200903089690407031

乾留中の石炭充填層内部の直接観察方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 英一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-308364
公開番号(公開出願番号):特開2000-131247
出願日: 1998年10月29日
公開日(公表日): 2000年05月12日
要約:
【要約】【課題】 コークス強度発現のキーとなる乾留過程における石炭充填層内部の膨張、収縮の状態変化を直接観察する。【解決手段】 乾留炉6の内部に対向して設けた温度制御可能な発熱体13の間に石炭12を充填した容器11を位置せしめ、発熱体13により容器11内の石炭充填層を加熱昇温中に乾留炉6の外側に配置したX線発生管2から発熱体13の加熱面に平行な全面がほぼ同一温度の断面に軟X線を透過させ、X線検出器3により検出し、石炭充填層の断層画像を連続的に得ることにより石炭充填層内部の膨張、収縮挙動を観察する。石炭充填層を加熱昇温中に得られた温度の異なる複数の断層画像相互の画像を解析し、同一位置の画素の差分を求め、得られた差分画像からコークス強度発現のキーとなる膨張領域と収縮領域を特定する。
請求項(抜粋):
乾留炉の内部に対向して配置した温度制御可能な発熱体の間に石炭を充填した容器を位置せしめ、前記発熱体により容器内の石炭充填層を加熱昇温中に、前記乾留炉の外側に配置したX線発生管およびX線検出器を対向した状態に保持して前記乾留炉の外周に沿う円軌跡上を移動させつつ、前記X線発生管から容器内の石炭充填層に軟X線を透過させてX線検出器により検出するようにした乾留中の石炭充填層内部の直接観察方法において、前記乾留炉の外側に配置した軟X線発生管からの軟X線を前記発熱体の加熱面に平行な全面がほぼ同一温度に加熱された断面に透過させて前記X線検出器で検出し、前記断面を透過する軟X線により連続的に得られる加熱昇温中での石炭充填層の異なった温度段階の断層画像に基づいて、該石炭充填層内部の膨張、収縮挙動を観察することを特徴とする乾留中の石炭充填層内部の直接観察方法。
IPC (3件):
G01N 23/04 ,  C10B 45/00 ,  C10B 57/00
FI (3件):
G01N 23/04 ,  C10B 45/00 Z ,  C10B 57/00
Fターム (19件):
2G001AA01 ,  2G001BA11 ,  2G001CA01 ,  2G001DA09 ,  2G001GA06 ,  2G001HA07 ,  2G001HA14 ,  2G001JA01 ,  2G001JA06 ,  2G001JA13 ,  2G001JA14 ,  2G001JA15 ,  2G001JA20 ,  2G001KA04 ,  2G001LA03 ,  2G001PA07 ,  2G001RA08 ,  4H012GB02 ,  4H012LA03

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