特許
J-GLOBAL ID:200903089692803287
ガスセンサ
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
菅原 正倫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-191991
公開番号(公開出願番号):特開2000-028571
出願日: 1998年07月07日
公開日(公表日): 2000年01月28日
要約:
【要約】【課題】 二重構造プロテクタの使用により検出部への被水や被毒に対する保護機能が高められ、かつ該プロテクタの構造改良により検出応答の正確性にも優れたガスセンサを提供する。【解決手段】 ガスセンサ1においては、二重構造プロテクタ100の使用により検出部2kに対する被水や被毒に対する保護機能が高められる。また、外側の第一筒状部101の側壁内面と内側の第二筒状部102の側壁外面との間に形成される側方隙間の大きさをg1とし、第一筒状部101の底部内面と第二筒状部102の底部外面との間の距離をg2としたときに、g1>g2とされる。また、第一筒状部101の側壁には第一側ガス流通孔103が、第二筒状部102の側壁には第二側ガス流通孔104が形成され、第一側ガス流通孔103が第二側ガス流通孔104よりも、検出素子2の軸線方向において前方側に位置するように、互いにずれた位置関係で形成される。これにより、被測定成分の濃度が急激に変化しても、センサ出力の立ち下がりを鋭くでき、検出の正確性に優れる。
請求項(抜粋):
先端部に形成された検出部にて被測定ガス中の被検出成分を検出する検出素子と、前記検出部を突出させた状態で前記検出素子を覆う筒状の素子収容体と、その素子収容体の、前記検出部が突出する側の開口端部に結合されるとともに、前記被測定ガスの流通を許容した状態で該検出部を覆うプロテクタとを備え、そのプロテクタは、それぞれ有底に構成される内外2つの筒状部、すなわち外側の第一筒状部と内側の第二筒状部とを有する二重構造とされ、その第一筒状部の側壁内面と第二筒状部の側壁外面との間には所定量の隙間(以下、側方隙間という)が形成されるとともに、その側方隙間の大きさをg1とし、前記第一筒状部の底部内面と前記第二筒状部の底部外面との間の距離をg2としたときに、g1>g2とされ、前記第一筒状部の側壁には第一側ガス流通孔が、前記第二筒状部の側壁には第二側ガス流通孔が、前記検出素子の軸線方向において該検出素子の先端に向かう側を前方側として、前記第一側ガス流通孔が前記第二側ガス流通孔よりも前方側に位置するように、互いにずれた位置関係で形成され、前記検出素子の先端が、前記第二側ガス流通孔よりも前方側に位置するものとされ、さらに、前記第一筒状部の底部と前記第二筒状部の底部とを貫く形態で底部ガス流通孔が形成されたことを特徴とするガスセンサ。
Fターム (4件):
2G004BB01
, 2G004BF20
, 2G004BF27
, 2G004ZA04
引用特許:
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